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炎拳士と突然変異  作者: 作者です
春よ来い
197/209

一話 英雄たれ


太陽は未だ昇らず。一般兵が扉をノックすれば、返事と共に責任者が顔をだす。


「おはようございます」


寝坊はさすがにできない。いくつかのやり取りをすませると。


「急かしてしまい申し訳ありません。それでは、本日はよろしくお願いいたします」


「こちらこそ、お世話になります」


兵士は一礼したのち、その場を去っていく。



時刻は朝の三時手前。女二人は自室で支度を始めており、グレンは今さっき男部屋の扉をあけた。


「セレスはともかく、こう騒がしけりゃ目も覚めますよ」


行き交う人の足音や声が、先ほどから響いていた。


ガンセキの手伝いもあり、すでに長手袋はしているが、まだ逆手重装は取り付けていない。


兵士への挨拶をしている間に着替えていたらしい。


「事前に袖は通していたが、いつもと違う服装というのは変な感じだな」


「多少のゴワツキはありますが、それほど違和感はありませんね」


火の服は一級品の物であり、着心地も申し分ない。しかしそれが戦闘に適しているとは限らない。


鉄工商会の最先端。


ガンセキも同じ物を身にまとっていた。感触を確かめるため、ミゾオチの辺りをさすりながら。


「鉄の服か。どこにでもある厚手の布だが、これで強度が同等とは、値が張りそうだな」


伸縮もしっかりある。色は白だが、どこか濁っている。試作品であり、寸法を測ったわけでもない。


この技術。底が知れず、少し怖ろしい。


「重さも従来品の半分以下ってとこですかね?」


次世代の鎖帷子(くさりかたびら)。恐らく成功の暁には、勇者はこれを着て挑んだと宣伝するのだろう。



ガンセキの手を借りながら、鉄服の上に防具をまとう。


「なんだかんだで、ちゃんとし物で戦うのって、俺はじめてなんすよね」


魔物の皮を加工した物を胸もとや(すね)に装備しており、ところどころ鉄板で補強されている。守られているのは前面だけで、背中側はベルトで固定されていた。


鋼板付きの布を額に当てて、それを後ろで縛る。火玉と油玉を入れる袋は、これまで通り左右の腰に取り付ける。


「まあけっこう気に入ってますし、ありがたく使わせてもらいますよ」


拳士だから鎧は嫌だと、この砦の職人を困らせてきた者の発言とは思えない。



いつの間にか、女部屋は開かれていた。


「でもさ、単独の魔物相手に、鎧なんて意味あるのかな」


宝玉具の鎧は別として、ボルガ以上の巨体からなる一撃は、鋼をも簡単に陥没させる。


「刻亀に限らず、魔法を使ってくる相手もいるからな」


先の鋭い氷を飛ばしてくることもあれば、石を投げてくる相手も確認されている。さらに言えば、鎌切のように刃物を使う敵。


「それでも使ってみなけりゃ、どうとも言えねえ」


「わかってるけどさ、グレン君の説明は前に受けたし」


姉の服が採用されなかったことに不満はあるようだが、アクアも鉄の服は着ていた。



逆手重装や長手袋の関係もあり、鉄服はここの職人が簡単な手直しを済ませてくれてある。


「俺も全部が満足ってわけじゃねえよ」


いつもなら小油玉関係の装置を右腕に装着しているが、相性が悪く今回は外していた。


「このままだと、王都につく前に火の服なくなっちゃうしね」


愚痴るアクアの後ろから、寝起きのセレスが顔をだし。


「眠いよ~」


「なんだ、化粧なしか?」


少し考えたが、今日はやめておくと決めたらしい。鉄服越しでは良くわからないが、さらしを巻いている様子。


「アクアさんはともかく、お前も大変だな」


「えっち」


もともと大きくも小さくもないが、剣を振る上で胸は邪魔になるのだろう。


失礼なことを言ってアクアに叩かれたが。


「良い心がけだって褒めたつもりなんだけど」


「うるさいっ! この変態!」


納得いかないまでも、大人なグレンは謝ってやり過ごすことにした。



ガンセキは外に出ると、片足をあげたのち、それを地面に打ち付ける。


「試しにまとってみるか」


足元から土が這い上がり、やがて全身をおおい尽くす。


並位上級魔法・岩の鎧。


身体を振って邪魔な黄土を落とせば、動きやすい形状だと理解できる。


「せっかくだしさ、ボクらも試そっか」


セレスは寝ぼけ眼をこすりながらも。


「そうだね、今回は自分でやってみる」


両者は手を合わせることもなく、互いの魔力を混ぜ合わせる。


青の護衛が片腕をあげると、手の平から水が溢れだし、やがて全身へと流れ落ちた。弓に重点を置いた氷の鎧。


勇者は両手をあわせて水を溜める。それを使って顔を洗えば、目覚めと共に剣士としての鎧をまとう。


「ずるいな。特にセレス、お前は許せん」


てっきり兵士の鎧でも借りるのかと思っていたが、よくよく考えればこれが合体魔法の強み。


「だから私は誰かさんと違って、特訓サボらなかったも~ん」


「も~んじゃねえよ、可愛い子ぶりやがって」


刻亀討伐に間に合わせたのだから、グレンにも文句は言えない。


「嫉妬かっこ悪い。セレスちゃんは誰かさんと違って可愛いんだよ」


「俺の方が可愛いも~ん」


もはやこうやって、いちゃもんをつけるしかない。


「真似しないでよ、私そんな気持ち悪い言い方してないもん!」


「そんなことないもんっ! 俺のぶりっ子の方が可愛いんだよ~ん」


白目をむき、口を開いた状態で両端を吊り上げ、よだれを垂らす。


「げへへ~」


「私そんな笑い方しないもんっ!」


「えっ あ、うん」


アクアは困った様子。



責任者は顔を青白くさせながら。


「最近はケンカも減ったと思っていたんだがな。ある意味大したものではあるが、今は勘弁してくれ」


すんませんと謝ったのち。


「頼めば胃薬くらいなら貰えると思うっすよ」


緊張しているのか、うっすらと冷や汗もうかがえる。グレンの認識としては良く休んでいたが、本人からすると寝たり起きたりの繰り返しだったようだ。


「命運を託す相手がこんな調子だとは、あまり彼らに知られたくないんだがな」


もともと臆病な性格で、それは未だに治っていない。


「だからこそ、ケンカもありか。いつも通り叱るべきだな」


心の恐怖を、想像の水で薄める。背筋を伸ばし、鎧を土に帰す。


「いつまでもアホなことしてないで、支度を済ませろ」


宿舎の中に入ると、グレンに逆手重装の準備をするように指示をだす。


「アクア、念のため弓と矢の確認をしろ。セレスは髪を整えておけ」


二人はそそくさと女部屋にもどる。ガンセキも装着を手伝う。



勇者は髪を編むと、後頭部にまとめる。隣で作業をするアクアを見て。


「私、あんな笑い方しないよね」


「うん。あそこまで酷くないよ」


しばらくして、四人は宿舎を後にする。全員でここに戻ると約束して。


・・

・・


いつもこの時間は眠っているが、地面には雪が薄く積もっていた。


一歩踏みしめれば、靴跡が残る。自分の靴底とそれを重ねる。


沢山の者たちが辺りを行き来していた。


兵士たちが四人を守るように歩く。無数の足跡により、やがて遊びは終わりを迎えた。



前方を進むセレスの腰を見て。


「おい、それ持ってくのかよ」


思わず言ってしまったが、アクアとガンセキも注目してしまったので、少し後悔する。


「なんだい、それ?」


「勇者の剣。グレンちゃんが昨日くれたの」


笑いはしない。


「ただの短い棒じゃないか、もっとちゃんとしたの作ってあげなきゃ」


人形のついで。


「悪かったな、これでも頑張ったんだよ」


ガンセキは自分の杭に触れると。


「お前の使っている純宝玉の片手剣もそうだが、世の中にはそれ以上の逸品もある」


古代種族が剣の国に授けし、光の剣。


「だがお前にとって、勇者の剣はそれなのかもな」


「紙も切れないっすけどね」


伝説の名工。盾国お抱え時代の作品だとしても、それをサブウェポンと言い張る者もいる。



数分の時が流れ、一行は第二演習場への本道に到着する。


篝火に照らされた雪の降る坂を、六十ほどの集団が登ってきた。


先頭はトントとラソン。


チビデブはその後ろ。



責任者は思わず感情を声にだす。


「すごいな」


使っている玉具は皆違う。それでも全員ではないが、半分以上は同じ服装。


アクアは目を爛々と輝かせながら。


「すごいよ、グレン君っ! 格好良い!」


「俺に振るんじゃねえよ」


興奮状態で飛び跳ねているアクアに気づき、赤火の者たちは恥ずかしそうにしていた。



兵士たちは道の邪魔にならぬよう、全体に挨拶をしたあと、集団の前方を守る位置につく。


勇者一行は赤火と合流して歩きだす。


アクアは少し離れた場所で、メラメラ団と声を上げながら見渡している。



グレンは居心地が悪そうに。


「それって、決戦衣みたいなもんっすか?」


「お前だって似たようなもんだろ」


革の鎧。


「まあ、そうっすけど」


皆は頭巾のような形状の兜をしている。赤火長はいつも通り、黒い布を首に巻いていた。


「昔な、俺の班にどうしても揃えたいって聞かない奴がいてな」


思い当たる節があったのか、ガンセキは自信なさげに。


「忠義の四十八ですか?」


猿の仮面を後頭部につけたラソンは、すこし驚いた表情で。


「良くご存じで。主鹿討伐の際、私もその子に協力して、なんとか揃えてもらったんです。今回もスウニョさんが無理して取り寄せてくださったんです」


どちらかといえば、剣国風の姿。兜以外は普段の服装に一枚羽織っているだけだから、よく見ると統一感は薄い。


セレスは首を傾げながら。


「忠義の四十肩ってなんですか?」


「俺も知らんけど、四十八な」


後頭部の布に小さな鉄板をいくつも縫いつけている者もいれば、チビデブのように鎖帷子になっている者もいる。


「昔話っていうより、おとぎ話の系統ですかね。主君の無念を胸に抱き、命を貸して仇敵の館に討ち入る話っす。そんでこの服装の元は、怪しまれないよう火消に扮してるんす」


後ろの集団はカチャカチャと音を鳴らしているので、あまり説得力はない。


「火炎団が火消の恰好って、縁起悪いからやめろって言ったんだがな。聞きやしねえ」


これはあくまでも、物語上での火消の服装。


レンガの場合では、そういった役目は兵士が受け持つ。場合によっては治安維持軍の力も借りるのかも知れない。



チビデブの説明を聞いて、セレスはどこか浮かない表情。


「だいたいよ、主君のためって。命を賭してまで戦うような人物だったのかね」


右肩に意識を向けながら。


「意外と仇敵の方が、ちゃんとした連中だった可能性すらあるわな」


どちらが悪で善かなど。どちらも被害者な可能性だってある。


「少なくともお前らは、あんなエロおやじに命を託す筋合いはねえぞ」


察していた者は多いのだろう。


「全員ではありませんが、私は新人の頃に色々と教えていただきましたよ」


「親分ほどではないっすけど、確かに世話になったっす」


大棍棒が重いのか、チビデブは背負いなおす。


やがて行く先に第二演習場の門が見えてきた。


・・

・・


兵士たちは勇者一行の到着をホウドたちに伝える。すでに整列はされていたようで、赤火に目を向ける者はいても、出迎える連中はいない。


四人は指示に従い所定の位置へ。五七名の団員は山道の出入口に誘導される。


情報兵と思われる者たちは、速馬と共にその瞬間を待つ。


ペルデルの班は見当たらないため、恐らく本陣の守りにつくのだと思われる。


一般大隊長は総責任者の傍らで、じっとヒノキ山の方面を眺めていた。



グレンたちの近くには、伝達路を守ることになる属性と一般の小隊。


私語を慎まなくてはならないのだが、不真面目な者もいるようで。


「こりゃまた、羨ましい。あっしにも用意してもらえませんかね?」


身に着けていた鉄の服に興味があったのだろう。


補佐が止めに入ろうとしたが、責任者が周囲の様子を確かめたのち、大丈夫だと身振りで伝え。


「しかしコガラシさん、その格好で大丈夫なのですか?」


「あっしとしても不安はあるんですがね」


許可はとっているのだろう。コガラシは鎧はおろか鎖帷子すらまとっていなかった。右腕には見覚えのない腕輪。



自分の部下である一般兵を見て。


「今までは移動してたから良かったものの、同じ場所で連戦となりゃ、さすがに山中は厳しいでさあ」


鎖帷子だけでも重量は相応にある。それに鎧が加わるとなれば。


「魔力のないあっしらからすると、すぐにバテちまいやす」


何気なく、今日までお世話になった人物を探し。


「イザクさんも脱いじまった方が、ずっと戦えると思うんすけど」


「こちらからもそう言ったんですが、これ以上分隊の輪を乱すわけにはいかんとのこんで」


その属性分隊は動くことなく、始まりの瞬間を待っている。土使いの中でも一際目立つ巨体は、一人浮いてしまっている分隊長の傍に立ち、彼を支えているのだと理解できる。


「できれば始まる前に挨拶をと思ったんですが、俺は行かない方が良いっすね」


迷惑を掛けてしまった。


責任者はグレンの肩をたたき。


「油玉の結果がでろば、きっと関係も変わるはずだ。そう信じるしかない」


「私だって中継地で、コガラシさんに迷惑かけたもん」


コガラシ分隊はしっかりと機能している。


「アッシさんのお陰で、セレスちゃん凄く強くなったんだよ」


「たいした教えもできませんでしたが、才能に関しては底が知れないと断言できますぜ」


話を聞いていた兵士の一人が、思わず声に出してしまう。


「うちの分隊長に苦労かけられんのは、今に始まったことじゃありません」


そう言って、他の面々も笑いだす。


「彼らの苦言を受け止めるには、私では荷が重いんですがね。彼のように上手くはできません」


引き継いだ支給品の片手剣を、コガラシは強く握り。


「全員で生き残って、墓参りに行きやす」


そして胸を張って、母を看取る。


・・

・・


時はきた。


総責任者はボロボロの剣を杖代わりに、皆が見渡せる位置へと上がる。


時代が流れろば技術も変わる。


時代遅れの鎧をまとった老人は、腑抜けた声で。


「本日はお日柄もよく。今日というこの瞬間を迎えられたのは、ただただ皆さまのお力添えがあってこそ」


刻亀討伐は過去に何度か実行されているが、計画段階で失敗に終わることもあった。


「同じ失敗は何度もありました。時間が過ぎたことで、そのぶん厄介ごとも増えていく」


雪の降る範囲は現状だとヒノキ周辺のみだが、影響は徐々に広がる。



使うべきではないと知りながらも、あえてその単語を。


「それでも先人が残してくれたことは多い。彼らも敗者ではありますが、英雄であることに違いない」


名の残った者もいる。


「我々がこの地に足を踏み入れた時、まだ多くの遺品と遺骨があった。今も埋もれているだろう」


名もなき者たち。


「成功しても失敗しても、我々はカフンを放棄する」


残される者たち。


「英雄などという言葉は、所詮は生きる者たちのマヤカシに過ぎぬのかも知れん」


都合よく捻じ曲げられた歴史。


美しく着色されることもあれば、醜く染められることもある。



それは風の神官だろうか。


「ワシはそれでええと思う。子供のころ、村に訪れた吟遊詩人の英雄譚は、今でも全て覚えとる」


娯楽の少ない生活。弦楽器を奏でながら旅をする者たちを待ちわびる。


「兵士という選択しかなかったが、そうなりたいと夢をみた」


実話から創作まで。有名な作者から、出所不明の物語まで。


目を輝かせる。子供から大人まで。


「実際に調べてみると幻滅するものも多い。でもあの時の胸の高鳴りは、確かに本物だった」


最初に目指したのは英雄だった。


いつしか欲に塗れた。


高みを目指し、戦友を蹴落とした。


清廉潔白を装って、同じ弱者を味方にした。


保身に走り子供を殺し、これが正義と妻を狂わせた。


「振り返れば、まるで物語の悪役よ。それでも今回の作戦が成功すれば、ワシも英雄譚の仲間入りを果たす」


それは都合の良い言葉。


「名を残せずとも英雄であれ、名を残して英雄になれ」


この世界には皆が調べられる場所がある。


この世界の識字率は、なぜか高い。


「自分に言い聞かせよう、恥ずかしげもなく」


この醜態が世に晒されようと、老害は限界を越えて喉を開く。




「ワシは英雄じゃっ!!」




雪が降る。


周りの者たちは、その気迫に声すら上げれず。


だがなぜか、心の底から闘志が湧く。


「情報兵よ、今の言葉を皆に伝えよ!」


呆気にとられていたはずなのに、即座に速馬へ跨ると、彼らは走り出す。


「この場に居る者たちは、声を上げろっ! 魔獣王に知らせるのだっ!!」


一人は叫ぶ。


一人は笛を鳴らす。


一人は太鼓を叩く。


一人は盾で鍋を打つ。



皆が一つとなって、開戦の合図を山に響かせる。


「火炎団・赤火、覚悟は良いか!」


五七名の団員は、より一層に激しく鳴く。


「もう守るのも癪だっ これより攻めに転じるっ!!」


合図が導となり、外壁は放棄されるだろう。


外へと繋がる門が上がり、山の空気が入り込んでくる。


「ヒノキは敵だ、押し返せ!」


皆が叫ぶ。その士気が闇の気配を吹き飛ばす。


老人は喉を潰そうと、構うことなく。


「蹴散らせっ! 化け物どもを怒らせろ!!」


赤火は一斉に走りだし、山の中へと消えていく。


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