第四話
〜練習試合対戦相手校〜
「では今から爆王学園対不知火高校の試合を始める。礼!」
「「「「「「「「「「よろしくお願いします」」」」」」」」」
「両チームとも陣地についてください。」
みんなが陣地につく
「それでは始めます。よーい始め!」
「爆裂魔法は発動に時間がかかるから先に作戦を伝えるね。まず、すいちゃんが敵の大将「爆永御剣」を連れて一騎打ちに持ち込む。その間に私達四人で他のメンバーを倒す。相手が爆裂魔法の詠唱を始めたらみこちの後ろに下がって。打ち終わったら自分の全力の一撃を叩き込む。爆裂魔法の使い手にはスキル「裂守」ってのがあってそれを突破するには並の火力じゃだめなの。だから手加減はしないでね。」
「部長!魔法陣が展開されたよ!」
「わかった。みこち、頼むね。」
「りょうかい!」
『神桜巫術:盾桜』
「すいちゃんはもう行ってて。」
「まかせんしゃい!」
「ノエルは攻める準備しておいて。」
「わかったよぉ」
「爆裂を防いだら一気に攻める!」
ドカァァァァァァァァァン
「今!」
5人はそれぞれ駆け出した。
〜すいせい視点〜
「どうやってさらっていこうかな」
「その心配はないんじゃないかな?」
「そっちから来てくれるなんて、そんなにやられたかったのかな?」
「そっちこそ一人でしかも歩いてくるなんて自殺行為ではないのか?」
「こっちは勝ちを確信してるからね!」
「ふざけたことを…舐めてるとどうなるか教えてやr」
【##2星が詠み紡ぐ夜明けのソワレ】
「ゴタゴタ言ってないで早く攻撃すればいいものを。残念だったね!」
すいせいが爆永御剣の後頭部を殴り気絶させた。その後、戦闘不能状態と判断され戦闘領域から強制離脱させられた。
「あっけなかったなぁ。これならみんなもすぐに勝ててるでしょ。」
〜フレア視点〜
フレアは思った。こりゃやばい新人を入れたな、と。
『神桜巫術:神刺』
『ペルソナ:神桜巫術:神刺』
相手の陣地にみことポルカが神刺を打ち込むと相手全員が戦闘不能状態となった。
「やばくね…どうなってんの?」
「団長もさっぱり太郎だよ。」
「部長!みこちの技すごいよ!敵が何にもできてなかったよ!」
「相手には能力解除系の能力者がいたと思うんだけど。」
「よくわがんないけど、みこの能力で作るものって干渉できるものがほぼないらしいにぇ」
「それただのチートじゃん…」
「爆王学園メンバー全員戦闘不能。よって勝者不知火高校!」
「これなら大会でもめっちゃいい成績収められるんじゃない?」
「そうだろうねぇ」