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2.一次面接のあと

佐々木部長はこう言った。

『一週間以内にご連絡いたします!』


小船契約センターをあとにした私は、外のサンドイッチマンにも会釈をする。

すると、


『お部屋探しですか?』


「違います、ブラックハウジングで面接を受けてきたところで…」


『僕、二階のクローズハウスの山田です!クローズハウスも人手不足で宅建をお持ちの方を採用しているので、よかったらこれからお時間いかがですか?』


「えっ…はぁ…」


あれよあれよとクローズハウスの営業所に連れ込まれ、希望の勤務地や希望職種を聞かれた。

そして、今日の午後に人事から電話がくるので、面談日時の相談をしてほしいと言われた。


クローズハウスはリファラル採用を行っているらしく、採用されると紹介者は金一封がもらえるようで山田も必死だったようだ。


午後、言われた時間に電話がかかってきた。

『私、クローズハウスの山本です!山田のご紹介ということで、貴重なお時間ありがとうございます!』

なんでこう!を多用する人間が多いのか。

やはり業界的なものなのだろうか。


クローズハウスとは7月初旬に都内でカジュアル面談をすることになった。

早速、帰り道に転職口コミサイトを見てみるとブラック企業の文字のオンパレードだった。

これを見たあとでブラックハウジングの口コミを見ると、非常にホワイト企業のように思えてしまった。


実際はそんなことなかったのに…。


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