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10.退職を決意
そんな上司は上司として認められない、そう思った。
めめ担は行いが悪いのに、ライブに二公演当選し調子に乗っていた。
パン線はとにかく電話もガチャ切りだし、高圧的態度が悪化するばかり。
ギャルは良くも悪くもあまり変わらずなのが救いといえば救いだった。
そして、ついに重要事項説明の練習を始めると言われた。
今まで駿河さんや藤谷さんのを見てたからできるでしょと言わんばかりに。
必死に見様見まねでやった。
質問をされると上手く答えられず、落ち込んだ。
これをカメラ目線でやれと言うのだ。
私には向いていないと感じた。
そして、退職を決意した。




