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世界について
人物紹介に引き続き、世界についてもネタばらし!!!
世界樹が一つの柱となって、三世界を繋げています。
世界は天上界、地上(葦原の地)、そして地至界と呼ばれています。
他の界への介入は原則として禁じられています。
現に、地至界がどうなっているのかを知る人はいませんし、天上界から地上へ行くにも“天岩戸”と呼ばれる門を開かねば行く事は出来ません。
天岩戸を開く資格も、極限られた人たちです。
†天地開闢の詩†
常闇の世界に
大樹がなった
大樹の雫は海となり
根は大地となる
海と大地に育まれ
大樹から“精霊”が
この世に生を受けた
やがて
精霊たちは謳い出す
至福の詩を
誕生の詩を
そうして
太陽と月が生まれた
対となる王が生まれた
太陽の化身であり
創造と破壊を司る王
月の化身であり
浄化と再生を司る女神
いつしか
“世界樹”
と呼ばれるようになった
その大樹の下で
ウルドの泉と対なす泉
ミミルの泉の畔で
名も無き2人の創世王は
今もこの世界を
見守り続けているという