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Catch192 高田馬場で蕎麦食べて

別に蕎麦通でも何でもありませんが、美味しいお蕎麦屋さんが近くにあるって幸せな事です。

 高田馬場に住むようになってから大分経ちますが、徐々に個人経営のお店、「その街にしかない」「その街ならでは」のお店が姿を消しております。


 駅前に限って見ても長らく今川焼を売っていた『ミカド』さんや妖しい店構えのハイチコーヒー専門店 (ごめん、名前忘れちゃった)、更にロータリーを見下ろす好立地で紅茶とケーキを楽しめた『ボストン』さんに同じくロータリーに面した稲門ビルの半地下にあった焼肉屋『漢陽館』。次から次へと撤退してしまい『○野家』とか『日○屋』とか『ベ○ーチェ』とか全国どこにでもあるチェーン店か、住人がチャイナだらけになってしまった影響で着実に増殖中のディープチャイナ(「ガチ中華」という表現もするようですね)に変わっております。


 最近、西武新宿線で高田馬場の1つ隣になる下落合駅近くのコンビニエンスストアで近所に本社がある「伊良(いよし)コーラ」を扱っているのを見つけて仰け反りましたが、チェーン店でもせめてこのくらいの「ご当地感」は出して欲しい物です。いや、「リポビタンD」や「消臭力」ばかり並べられても困りますけど(大正製薬とエステー化学の本社がある)。



 最近チャイナ以外の飲食店が偶々なのか立て続けにオープンしました。南側の巨大ビルへ向かうバス通り沿いに『串カツ田中』(←チェーンやないか、という突っ込み歓迎)。何がやりたかったのかコンセプトが不明なまま撤退したステーキとカレーのお店の後に『ラーメン豚山』。地下鉄の出入口の脇 (名店ビルB1)に立ち食い蕎麦『松石』。


 『田中』と『松石』さんは開店当日に食べて参りました。『田中』は家族と行ったのですが、男性店員が女性スタッフを呼び捨てにしていたり、女性スタッフは女性スタッフで何をすればいいのかキチンと伝えられていないようでボーっとしている事も多く、余り業務管理が上手くないように見えました。


 そして昨日 (2024年9月18日)オープンした『松石』さん。「あなた方をお待ちしておりましたですぅ~~~‼️」と土下座したいくらい「高田馬場蕎麦事情の救世主」でありました。


 味良し店良し値段良しの「三方良し」を体現した安くて美味しいお蕎麦。小どんぶりのご飯や肉メシもしっかりした味わいです。汁はやや甘めですが、飽きの来ない程度。特に通勤途中の「立ち食い」ならこれくらいがいいと思える濃さ。ネギ・ワカメ・ホウレン草という乗せ物も私の好みでした。


 昨日はオープン初日という事で注文品の提供にやや手間取った感じでしたが、今朝は (←また行ったんかい、という突っ込み歓迎)すぱぱっと出してくれました。


 券売機はタッチパネルで各種電子マネーに対応しています。なぜか発券する時に「テレッテレー・テレッテレー・テレッテレー・テレッテレ~~」と『スーパーマリオ』で残り時間が少なくなった時にBGMがテンポアップする前に鳴る電子音が出ます。


 いやぁ、よくぞ出店して下さいました。高田馬場は美味しいお蕎麦屋さんが無いんです。『富士○ば』は論外。一時期2店舗も構えていた『出石そば』は共倒れしたのかフェードアウト。『吉そば』『岩本Q』はコロナで撤退。『大黒』と『寿々木』はやっているのかやっていないのかも良く分からない。『薮』はサラリーマンだらけ。『きらく』は改札の中。食べるトコが無いやんけ、という状態だったんです。


 美味しくて駅近のお蕎麦屋さん、大歓迎です。末長くご繁盛して下さいませ。

9月23日には『二十八萬石』という中津の焼き鳥と唐揚げを売りにした居酒屋もオープンするそうな。

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