↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スマホの力で異世界を生き残れ  作者: そして誰もいなくなった
第2章 学園都市ウォーレン
48/130

さーち、あんどぉ、でぇすとろぉいぃ

「サーニャ、これに乗ってみるか?」


休憩中、保存からキックボードを取り出してサーニャに見せる。


「これって!今流行り出して来ている乗り物よね!」


おお!そんなに広まって来ているのか!?


乗り方を説明してサーニャに運転させてみた。


「何これ!楽しい、酔わない!」


子供の適応力は早い。あっとゆう間に慣れていき、休憩中にもかかわらずはしゃぎ、喜びながらキックボードに乗っていた。


「こらー、酔わなくて嬉しいのは分かったからちゃんと休憩しろよ」


どうやら聞こえて無い様だ。もぅ、手のかかる


諦めて今回のパーティを考える。レオンは剣、メアは弓、サーニャは魔法?なら俺はどうしようか?


遊撃ならNFAだよね。他の3人がいる意味も調査する事も無く終わらせない様にしたいんだけど、どうしよっかな


バズーカなんて即却下、ショットガンは集団戦に向かないし。後は双銃か刃物系なんだけど


ここは使い分けていこうかな。


あ!そう言えば新しいスナイパーのSSR取ったんだった。あれを試してみても良いかもな。この世界でもあまり違和感無さそうだし。


NFAを立ち上げてスナイパーをNEWに切り替える。


装着して説明書を見ているとメアが近づいてきた。


「あの、それって弓ですか?」


海斗の手にあるNEWスナイパーに興味深々なようだ。


海斗が新たに獲得したスナイパーは弓の形状をしている。近未来的なゴツいデザインで金属、弦があることから弓だと判断したという


「そうですよ。」


「珍しいデザインですね、見た事無いです。触ってみても良いですか?」


弓をメアに渡してみる。自分が持った時の重さは500g位、めっちゃ軽い。メアはどうだろうか?


「!?うそ、凄く軽いです。なのにこの強度、あり得ない・・」


あ、これもやっちまったパターンになるんだね。小説の中の主人公の気持ちが少し分かった気がするよ


メアは隅々まで見て、弦を引いたりして感動していた。


「あの!海斗さん、これどこで手に入れたのですか?まだ他にもあるんですか?」


グイグイ質問が飛んでくる。でも答えられない。どうしようか?


海斗がどう答えようか迷っていると


「それ、もしかしてダンジョンの発掘品か?」


レオンが弓を見ながら答えてきた。そう言えば魔剣ってダンジョンから出てくるって言ってたよね。その手があったか!


「そ、そんな感じかなー」


曖昧な返答で誤魔化しておこう。


「魔剣以外でも偶に貴重な物が出るって聞いた事あるけど弓も出るんだね。ねえレオン?私達も行ってみない?もしかしたら魔剣や弓が出てくるかも!」


弓はどうだろう?なんか騙してみてるようで居た堪れない。


休憩も終わり索敵を開始する。サーニャはキックボードに乗って快適に進んでいる。


暫くすると地図に魔物のマークが現れた。タップするとゴブリンが5匹。


「前方にゴブリンが5匹。どうします?」


海斗が皆んなに確認を取ると全員の頭の上にハテナのマークが出てるような顔をしている。


「あの、何処ですか?私にはまだ分からないんですけど」


「本当にゴブリンがいるのか?」


メアとレオンは半信半疑の状態だ。そりゃそうだ。地図で検索してるから見えるはずないよね。


ちなみにサーニャは目を細めて一生懸命探しているようだ。いや、目視できないと思うよ?


取り敢えず1キロ圏内に入ってきたら言うようにしてたんだけど、これは言うのが早すぎたのかも


「もうちょっと先なんだけど、取り敢えず行ってみよう」


海斗の案内で進んで行く。暫くすると視界に点でゴブリンが見えた。


「おいおい、マジでゴブリンがいたよ。」


「凄い、全然分からなかった」


「貴方本当に何者よ」


全員から信じられないような目で見られる。


「それよりも、どうする?まだ気付かれてないけど?」


ゴブリンはウロウロとして此方には気付いていない。今なら先制出来そうだけど


「ここからじゃ私の弓は届かないよ」


「私の魔法もあんなに遠くじゃ精度が悪いわ」


メアとサーニャは届かない事を悔しがっている。まあ、普通こんな距離を当てるのは難しいよね。


「じゃあ、俺が撃ってもいい?」


「「「え?」」」


弓を装着して最小威力にして弦を引く、すると光の矢が現れた。ズームをかけてゴブリンの1匹にポインターを当てて弦を離す


海斗が弓を使ったのは初めてで、素人が射ったところでちゃんとした方向に飛ぶわけがない。


案の定、明後日の方向に飛んでいくと全員が落胆の目で見てきた。


3人は諦めて次の作戦を考えようとした時、矢が不規則な動きをして木々を避け、ポインターに寸分違わぬよう貫き、ゴブリンは灰となった。


「「「「へ?」」」」


海斗も含めて全員が固まった。ゴブリンは急に1匹が灰になった事により混乱している。


このままでは逃げられる恐れがある。すぐさま弓を引きポインターを合わせた。



ついでに説明書に書いてあったフルショットという設定をオンにしたらポインターが増え、最大5つまでマーク出来るようになっており、残りの4匹にマークする。


弦を離すと途中まで一筋の光だったのが4つに別れてゴブリンを撃ち抜いていった。


「・・な、な、なんだそれはーー!?」


レオンが驚いて海斗の服を掴んで揺さぶってくる。


そんな事言われても困る。俺もビックリしてるんだよ。


「これがダンジョン産、魔弓って事でしょうか?」


メア、ごめん。ダンジョン産じゃないんだ。


「と、取り敢えず魔石とドロップ品を回収しようよ」


必殺!話のすり替えだ!


「いや、それどころじゃないだろ!なんだその武器は?」


くそぅ、逃げられないのか!説明が面倒臭い


「実はーー」


ヴィン様達に話した内容をレオン達にも説明した。ものすごく端折って


「そんなスキルがあるのか、そりゃギルド長がギリギリでねじ込んでくるはずだな」


「その弓は私には使えないのですか?」


メアは使いたくて堪らないようだ。


「何故か俺しか使えないんだよね」


実際に使わせてみたが弦を引くけど光の矢は出なくて普通の矢を放っても全く飛ばない状態でメアは落ち込んでいた。


あれ?そういえばサーニャが静かだな?


サーニャを見るとビックリし過ぎて思考が停止しているみたいなのでそのままにしておいた


ゴブリンの魔石を回収して、索敵を続ける。


その間、どんな武器があるのか聞かれたので速度の出る双銃とビームサーベル、槍を見せておいた


レオンはビームサーベルに興奮し、メアは双銃に夢中だ。そしてサーニャはキックボードに夢中になっていた。


えーと、もう少し緊張感持とうよ。



その後、見掛けるのはゴブリン、ホーンラビット、偶にウルフを見つけて確認してもらった後、スナイパーの弓で撃ち抜いていった。



サーチアンドデストロイ!!




楽して安全に狩っていく!これが1番なのだ!




「全部1人でやってどーすんだ!!」




怒られた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。