ギルド
あれからまる2日何も食べず歩き続けた。
前方に一つの街が見えた。
西の港町だ。
お金を払い町に入る
元の世界でラノベばがりをよんでいた、ミズキは、
ギルドがあるのでは?と思いギルドに向かった。
(ここがギルド?か?とりあえず冒険者にでも)
「あの、冒険者になりたいのですが、」
「はい、冒険者ですね!お待ちください」
ギルドの女性はまるで汚物を見るかのような目をしていたなんせ服はボロボロで首輪を付けているのだ。
(あぁ、あの目最高)
のんきにそんなことを考えていた。
「お待たせしました。こちらが書類になります。」
書類が読めるか心配だったが、割と簡単に読むことが出来た。
(なるほど。初めはグレーからのスタートか、)
手続きを済ませ冒険者へと、介入した。
「ねぇ君!冒険者なのー?」
一人の女の子が話しかけてきた。
「あ、はい今なったばかりで、」
「私もなの!一緒に組まない?」
突然来た女はマントを羽織り眼鏡をかけた清楚系の女だった。
(なかなか、かわいい)
「とりあえず話だけでも聞いてよ!」
そういい、ミズキの手を引き、連れていった。
酒場に入ると、女は話を始めた。
「私ミューって言うの!冒険者になったのはいいんだけどどーも上手くいかなくてね、」
「そーなんですか。僕は、ミズキです。」
「敬語なんていいよ!」
「あ、はい。」
「ダメかな?私と、ペア組んで欲しいの。」
「はぁ、構いませんけど、いいんですか?僕で、」
「え、?あ、、うん!あなた強そうだもの!」
「ちなみに僕奴隷育ちですよこんなに服ボロボロだし。それに、異世界から来たんで、この世界のこともあまり知りませんし、」
「転生者!?そーなんだ、」
「それでもいんですか?」
「もちろん!」
そんなこんなでペアを組み始めた。
(これから沢山稼がないと。もう誰も養ってもくれないし、調教もしてくれない最悪の異世界だ.......)
ミズキは心に闇を込めたまま新たな生活へ.......