表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
91/132

心理テスト2

先輩「何を見てるんだい?」


男「あ、先輩。ちょうどいいところに。実は心理テストの本をちょっと入手しまして。質問出すんで答えてくださいよ」


先輩「分かった。受けてたとう」


男「じゃーいきますよ」


先輩「よし! こい!」


男「無人島にヤシの木が1本あります。その下に実は何個落ちていますか?」


先輩「全部食べたから落ちてない」


男「それは過去の恋愛経験の数です」


先輩「……」


男「……あたってますね」


先輩「よし、次いこうじゃないか」


男「あなたはいつも行列ができるお店にならんでいます。あなたの前には何人ならんでいる?」


先輩「早く食べたくて朝一で並んだから0人だな」


男「それはあなたがこれから付き合う人の数です」


先輩「……」


男「……。先輩の食い意地がこんな結果をもたらすとは……」


先輩「ちょ、ちょっと待て。食べ物じゃない問題を出してくれ」


男「えーっと、じゃあこれにしよう。道を歩いていると前から人が歩いてきました。その人の年齢は?」


先輩「うーん、3歳くらいかな」


男「それはあなたの精神年齢です。ピッタリですね」


先輩「おい! はい次次」


男「道を歩いていると目の前に壁がありました。どのくらいの高さですか?」


先輩「5cmくらいかな」


男「低っ! もうそれ壁じゃないですよ。答えはプライドの高さになります」


先輩「プライドなんて生きるのに邪魔なだけさ。フッ」カミファサー


男「プライド低すぎる人はみっともないですけどね。じゃあ次。100本のバラがあります。その内ドライフラワーにするなら何本しますか?」


先輩「バラはキレイだからねぇ。どうせなら全部ドライフラワーにしよう」


男「その本数は自分のルックスに対する点数だそうです。うわぁ……」


先輩「な、なんだよ。別にいいじゃないか。というかただの心理テストだし」


男「はいはい。じゃあ最後にしますか。長い長いトンネルがあります。その先にいたのは誰ですか?」


先輩「キミだね」


男「えっ……」


先輩「ん? どうしたんだい?」


男「い、いやなんでもないです。あー、えーっと、今日なんか暑いですね」


先輩「えっ!? 今日結構寒いよ!? 急にどうしたんだい? ていうかテストの答えは?」


男「ていうか心理テストとかもういいんじゃないですかね!?」


先輩「え、いやなんで!? わけがわからないよ」


男「いやーまーそれはそのー」




(※テストの答え:その先にいたのは運命の人)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ