心理テスト2
先輩「何を見てるんだい?」
男「あ、先輩。ちょうどいいところに。実は心理テストの本をちょっと入手しまして。質問出すんで答えてくださいよ」
先輩「分かった。受けてたとう」
男「じゃーいきますよ」
先輩「よし! こい!」
男「無人島にヤシの木が1本あります。その下に実は何個落ちていますか?」
先輩「全部食べたから落ちてない」
男「それは過去の恋愛経験の数です」
先輩「……」
男「……あたってますね」
先輩「よし、次いこうじゃないか」
男「あなたはいつも行列ができるお店にならんでいます。あなたの前には何人ならんでいる?」
先輩「早く食べたくて朝一で並んだから0人だな」
男「それはあなたがこれから付き合う人の数です」
先輩「……」
男「……。先輩の食い意地がこんな結果をもたらすとは……」
先輩「ちょ、ちょっと待て。食べ物じゃない問題を出してくれ」
男「えーっと、じゃあこれにしよう。道を歩いていると前から人が歩いてきました。その人の年齢は?」
先輩「うーん、3歳くらいかな」
男「それはあなたの精神年齢です。ピッタリですね」
先輩「おい! はい次次」
男「道を歩いていると目の前に壁がありました。どのくらいの高さですか?」
先輩「5cmくらいかな」
男「低っ! もうそれ壁じゃないですよ。答えはプライドの高さになります」
先輩「プライドなんて生きるのに邪魔なだけさ。フッ」カミファサー
男「プライド低すぎる人はみっともないですけどね。じゃあ次。100本のバラがあります。その内ドライフラワーにするなら何本しますか?」
先輩「バラはキレイだからねぇ。どうせなら全部ドライフラワーにしよう」
男「その本数は自分のルックスに対する点数だそうです。うわぁ……」
先輩「な、なんだよ。別にいいじゃないか。というかただの心理テストだし」
男「はいはい。じゃあ最後にしますか。長い長いトンネルがあります。その先にいたのは誰ですか?」
先輩「キミだね」
男「えっ……」
先輩「ん? どうしたんだい?」
男「い、いやなんでもないです。あー、えーっと、今日なんか暑いですね」
先輩「えっ!? 今日結構寒いよ!? 急にどうしたんだい? ていうかテストの答えは?」
男「ていうか心理テストとかもういいんじゃないですかね!?」
先輩「え、いやなんで!? わけがわからないよ」
男「いやーまーそれはそのー」
(※テストの答え:その先にいたのは運命の人)




