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勝負事

森島「今日何の日か知ってる?」


ミホ「え!? 今日は1月8日だから、えーっと、嫌な日?」


森島「そんな日ないよ! というか何よ嫌な日って。何すんのよ?」


ミホ「嫌なことする。寝る前の時間帯にスイーツ画像を大量に送るとか」


森島「やめて! そんな日は即刻廃止して! ってそんなのはどうでもいいよ。今日は勝負事の日なの。一か八かのゴロ合わせからきてるのね」


ミホ「へぇー」


森島「というわけでこれを見てちょうだい」チラッ


ミホ「おぉー。今日はまた随分と大胆な下着でございますね」


森島「とっておきの勝負下着よ。ひん……。慎ましい胸の私でもセクシーに見える下着を探すのは大変なんだから!」


ミホ「貧乳でも、今はシンデレラバスト用ブラとか出てるじゃん。ああいう方が可愛らしくていいんじゃないの?」


森島「ダメよ! 私のリサーチによると男さんはセクシーな方が好きなの。私にも大人の女性としての魅力があるとこを見せつけるの。あと貧乳って言わないで」


ミホ「えーアキがセクシーキャラとか無理があると思うけどなぁ。貧乳らしくちょっとわがままな妹キャラで推していった方がいいよ」


森島「もう完全に妹みたいに扱われちゃってて、恋愛対象から外れてるの……。今日は女性的なフェロモンで勝負をかけるわ。いつもとのギャップにググッとくるはず! あと貧乳って言わないで」


ミホ「フェロモンねぇ……。まぁ勝負するのはいいんだけどさ、それどうやって男さんに見せるの?」


森島「……。なんかいい案ないですかね?」


ミホ「あっついなーって言って服脱ぐとか」


森島「今日結構寒いし」


ミホ「うーん。じゃあ下着だけで仕事する」


森島「どんな痴女ですか」


ミホ「じゃあもう直接『下着見てください』って言ってみたら?」


森島「やっぱりそれしかないかー。よーし! んじゃちょっと男さんのとこ行ってくる!」


  タッタッタッタッ


ミホ(また今日もやけ食いに付き合わないといけないみたいね……)

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