表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/132

レディ

先輩「コウたんはどんな女性が好きなんだい?」


男「いわゆる"レディ"が好きですね」


先輩「レディ!? 別に男が好きだなんて思ってないよ?」


男「いえ、そういう意味ではなく、レディースエンドジェントルメンのレディってことです」


先輩「つまり淑女ってことかな?」


男「そういうことですね」


先輩「ほうほう。君の思うレディの条件っていうのはどんなだい?」


男「1番は男を立てられるってことですかね」


先輩「なるほど。興味深いね」


男「うーん。例えばデートでレストランに行くじゃないですか」


先輩「ふむふむ」


男「それで会計を男が払おうとするんですけど、その際に女性も財布を出して

  『おいくらでしょうか?』と男性に聞きます」


先輩「それくらいならみんなするんじゃないか?」


男「ときどきしない女性もいるんですよ。奢ってもらって当然みたいな態度を

  とっている女性が」


先輩「それはひどいね」


男「はい。それで男性はもちろん『いいよいいよ』とか言って払ってくれるんで

  そこは素直に『ごちそうさまです』と言って引いておきます」


先輩「はい、先生質問です!」


男「はい、なんでしょう?」


先輩「そこで割り勘にされた場合はどうすればいいでしょうか?」


男「その場合は紳士な男じゃなかったということで、おとなしく割り勘分払ってあげてください。

  そしてその後紳士とはどういうものか教えてあげてください。

  男性を紳士に調教するのもレディの務めです」


先輩「なるほど。メモメモ」


男「では続けます。その後店を出てから『やっぱり少し出します』と言ってこっそりお金を渡します」


先輩「ほうほう」


男「では先輩、どうして店を出てからお金を渡すのかわかりますか?」


先輩「店に対してこの男は気前よくおごってくれるとアピールするためかな?」


男「正解です。まぁこれが僕の思うレディって感じですね」


先輩「確かに女性としてカッコイイね」


男「はい。ちなみに店の外でもお金を断られた場合は、本当に奢りたいつもりだと思うので、

  素直にごちそうになればいいと思います」


先輩「ふーむ。最近は紳士な男性が少なくなってきているというが、それは紳士を育てる

   レディが少なくなってきているのかもしれんな」


男「そうかもしれませんね」


先輩「まぁコウたんは私がりっぱな紳士にしてあげるから安心したまえ」


男「お手柔らかにお願いします……」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ