表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/132

寒さ

先輩「いやぁ最近めっきり寒くなったねぇ」


男「そうですね。ついこの間まで暑さに嘆いていたような気もしますけど」


先輩「君と運命の出会いから、2度目の雪の季節が訪れようとしている…」


男「なにちょっと詩的に表現しようとしてるんですか。

  それに雪が降るまではまだありますよ」


先輩「いやぁ寒くなると朝がツラくてさ」


男「気持ち分かります。布団から出たくないんですよね」


先輩「そうなんだよ。あの悪魔の温もりが私を捉えて離してくれないんだ」


男「それで時間ギリギリになって慌てて準備するパターンなんですよね。

  でも先輩は確か東北出身でしたよね!? 寒さには強いんじゃないですか?」


先輩「東北人が寒さに強いとか偏見だよ。感じてる寒さは同じなんだよ」


男「そうですね。でも東北の方が寒いのは事実じゃないですか。それに比べたらマシなんじゃないですか?」


先輩「まぁそうなのかもしれないけど、結局寒いんで誤差みたいなものだよ」


男「そんなものなんですかね」


先輩「そんなものなんだよ。やっぱり寒いものは寒いのだよ。

   冬がだめだったりセロリが好きだったりするのだよ」


男「……そうなんですか。何か特別に防寒対策とかされてるんですか?」


先輩「うむ、対策はバッチリだよ。ほら」サッ


男「……先輩。20代の女性が会社に腹巻してきてるってどうかと思いますよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ