表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/132

ファッション※

男「先輩っていつもスーツですがどうしてですか?

  ウチの職場は服装厳しくないんで女性でスーツは先輩だけですよね?」


先輩「いや、職場では一応きっちりした服装の方が身が引き締まる感じがして」


男「なるほど。素晴らしい心がけです」


先輩「でも本当の理由は君がスーツの方が似合うと言ってくれたからだよ。覚えてないかい?」


男「うーん」


先輩「ショックだなぁ。確か君が入社してすぐの頃だと思ったけど」


男「そう言われてみれば言ったような気もします……」


先輩「なんか複雑な顔をしているね?」


男(そういえば先輩はファッションセンスが欠落してるんだよなぁ。

  ヒョウ柄のシャツに、茶色と紫のマダラのパンツというとんでもファッションの日に、

  スーツの方が素敵ですと言ってしまった気がする)



男「……」


先輩「まぁスーツは朝にコーディネイトしなくていいんで楽なんだが…

   そうだな、明日はカジュアルな服装で私のフォッションセンスを君に見せつけようじゃないか」


男「いや、やめておきましょう! 先輩はやっぱりスーツが似合いますよ」


先輩「しかしたまには気分を変えて、ギャップ萌えというやつをだな」


男「ダメです! 先輩はスーツ以外での出社は禁止です!」


先輩「き、君がそこまでいうのならしょうがないな……」


男(助かった……)



挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ