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夏生詩集3

名前泥棒

作者: 夏生

顔の見えない世界で

誰かの名前、着てはかたる

嘘の言葉を


誰かよりも優れてるとみせて

戸惑う見えないひとを笑う


誰かの名前、着ては捨てて

自分じゃないと

高飛びして逃げる


その言葉はどんなに

正論を言っても

やってることのどこに

正しい、があるのか


自分が何者かみえなくなった

自分以外の人になりたかった

のか?


偶然装い

同じ名前を並べてみても

その裏にはらんだ闇はしたり顔で

こちらを見ている


キミノナマエハナントイウ?

キミハダレダ?




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