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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

東方氷娘伝2

作者: 神夜 晶

どうも、神夜晶です


何とか書けましたw


今回は・・・チルノ無双!

でも、少しだけシリアス?


霊夢と魔理沙が酷い目に。。。


でわ、どうぞ~

チルノと大妖精が紅魔館に行ってから

数ヶ月が経った

二人は毎日楽しく過ごしていた

そんな時だった

空が徐々に徐々に真っ赤に染まっていくのが分かった



「これは……妖霧?

妖霧の中に吸血鬼の妖気が……

これは、あの紅魔館の主さんですね

何をするのかは分かりませんが

私と大ちゃんに被害が及ばないのでしたら

何をしようと良いんですけどね」



「う~ん……」



「起こしてしまいましたか」



チルノは案外冷たかった

隣で寝ていた大妖精が

チルノの呟きで起きてしまったようだ



「今、何時~……?」



「えっと……

今は11時半過ぎですね

お昼御飯を食べに行きますか?」



「う~ん……

もうちょっと寝てたい~……」



「分かりました

お昼過ぎに起こしますね

私の肩では頭が痛いでしょう

膝で寝ますか?」



「うん……

ちょっと膝借りるね……」



「はい、お休みなさい」



「お休み~……」



大妖精は昼過ぎまで寝ると言い

チルノは普段通りに本を読んでいた

大妖精は寝惚けているが

膝枕をしてもらうのは分かるのか

顔が赤くなっていた



そして、時間が経ち

数日後の事だった

チルノは用事で出掛けていて

湖を離れていた時だった



「長く用事が掛かってしまいましたね……

大ちゃん怒っているでしょうか?

でも、御土産は買って来ましたし

何とか許してもらえたら嬉しいのですが……

取り敢えずは湖に向かいましょう」



チルノは人里に居た

お土産とやらを店で買い

お詫びの印も兼ねて

大妖精と一緒に食べようとした

チルノは浮かび上がり物凄い勢いで飛んでいった

その速度は完全に音を捨てていた



「あれ……?

大ちゃんが居ませんね

何処かに遊びに行ってるのでしょうか?

探しましょうか……ハァ!」



湖に着いたチルノは大妖精を探していたが

見当たらなかった

それを知りチルノは探す事にしたのだが

探す方法は棒立ちをして目を閉じ

一瞬の内に自分の妖気を周囲に、ばら撒き

大妖精の気配を探った

そして、見付けたのだが

その場所は……



「どういう事ですか……?

何故、大ちゃんが湖の中に!

くっ……大ちゃん!」



チルノは湖の中に大妖精が居ると知り飛び込んだ

そして、チルノは泳いでいき

何とか大妖精を見つけて陸まで運んだ



「チルノ……ちゃん……」



「はい、そうですよ……

どうして、湖の中に?」



「この妖霧が発生したのは……

紅魔館の人だっていうのは……

チルノちゃんも分かるでしょ……?」



「えぇ、分かりますよ」



「それを……見に行ったんだけど……

途中で……巫女と魔法使いらしき人に会って……

その時に……紅魔館の住人と間違われて……

弾幕ごっこで……湖に吹き飛ばされちゃった……」



「そう……ですか……

大ちゃん……

今度から遊ぶ時は

私も一緒に連れて行って下さいね

こういう事があるから

私は用事をしたくなかったのですが……

今は、ゆっくり休んで下さい」



「うん……心配掛けて……

ごめんね……?

少し寝るね……」



「はい、お休みなさい」



どうやら大妖精は異変の犯人に

加担してると間違われ攻撃されたらしい

そして、湖に落ちて

湖の中に居たようだ

それを聞きチルノは……



「……………………………。

博麗の巫女……魔法使い……

貴方達は害も無い妖怪を傷つけるのですね……

それでしたら、私は……

貴方達を…………。」



静かに、そして、無限の怒りを

心に秘めて今は大妖精の治療と膝枕をしていた

そして、時刻が過ぎ夜になり

大妖精は呼吸が落ち着き状態も安定していた



「大ちゃん……良かった……

少し出掛けて来ますね……

大丈夫です、起きる頃には傍に居ますから

それでは、行って来ますね……(ゴゴゴゴゴ)」



チルノは、その瞳に黒い炎を燃やし立ち上がった

歩く度に大気が震えていた

チルノは湖の真ん中に立ち静かに瞑想を始めた



「我、悠久なる時を生きる者

今、此処に我が怒りを解き放つ……。」



そう呪文らしきものを唱えた

すると、チルノの様子が……?

チルノから眩い光が発せられた

そして、辺りに光が走った

数秒後に光が止みチルノが居た場所には……



「この姿になるのは……

龍神との戦い以来だな……」



其処に居たのはチルノが

大人になった姿を模様した人物だった

足より長い髪に

その顔は凛としていて絶世の美女と言えよう

声も、その姿に相応しく透き通る様な声だった

何より特徴的なのが羽だ

普段のチルノの羽は氷と分かるような羽だったが

今のチルノの羽は天使の羽が水色になった感じだ

大きな羽に3対3の6枚の羽だ

しかし、この羽は本物ではなく氷で作られていた

それ程までにチルノの強さは計り知れなかった

背も大きくなり170cmくらいだろう



「巫女と魔法使いは

まだ戦っているな……

それまで瞑想をしているか……」



チルノは目を瞑りながら

ゆっくりと空中に上がっていく

そして、一定の高さにまで来たら止まり

その場で腕を組み目を瞑ったまま動かなくなってしまった

~数時間後~

空は瑠璃色になり夜明けが近いと分かるだろう

日も薄っすらだが顔を出していた

チルノは、まだ瞑想をしていた

其処に……二つの影が現れた

いや、来てしまったというべきだろう

二つの影は空中で止まりチルノを見据えた



「ねぇ、あれって……」



「あぁ……明らかに

私達が目当てらしい……」



「それだけじゃないわ……

あいつ……間違いなくフランとレミリアよりも強いわよ

不味いわね……体力を消耗してるっていうのに」



「あぁ、此処で戦闘になったら

勝ち目が無いぞ」



「安心しろ」



「「っ!?」」



チルノが突然喋り出し

二人が驚いていた

何に安心しろと言ったのか

二人には分からなかった

そんな二人にチルノは人差し指を上に撥ねるだけで

二人の体力と霊力、魔力を全快にした



「傷付いた、お前達を倒しても

何の意味も無い

だからこそ回復してやった

後で言い訳が出来ないようにな」



「アンタ……名前は?

どうして私達を狙うの?」



「我の名前はチルノ

本来ならば用はないが

お前達が紅魔館で最初に飛ばした妖精の友だ」



「あの妖精の……」



「あの妖精は紅魔館と何ら関係が無いにも関わらず

お前達に飛ばされた……

我は随分と長く生きている

だから博麗の巫女の事は良く知っている

初代や先代の事も含めてな」



「母さんを!?

アンタ……

いや、チルノと言ったかしら……

その妖精の仇討ちって訳?」



「そうだ

理不尽な暴力

それが許せない……

何故、あの子の話を聞かなかった?

何故、意味も無い戦闘をした……

それが気に喰わないだけだ

あの子に手を出さなかったのなら

この姿も、お前達の目の前に現れる事もなかった

紫や龍神、初代や先代には悪いが……

お前達を此処で……殺す。」



チルノは、その言葉と共に

異常なまでの殺気を放った

その殺気に二人は身震いをしていた



「「っ!?」」



「安心しろ、痛みは無い

気付いたら映姫の所に居るだろう……」



「何を言って……」



「絶対零度」



パキィィィィン!

何かが凍る様な音がした

二人に最後まで言わせる前に凍らした

つまり、二つの氷のオブジェの出来上がりだった

それを見てチルノはつまらなそうにしながらも

指パッチンの準備をした

つまり、割るのだ

割って痛みも無く

死んだという感覚さえも無く殺す

それが唯一の情けだった

そんな時だった



「チルノちゃん、止めてぇぇぇ!」



「っ!」



突然、下から声が掛けられた

振り向くと其処には

涙目だが元気に立っている大妖精が居た



「お願い、止めて……

私は生きてるよ?

だから、殺すのは止めてあげて?

チルノちゃんが殺す所を

私……見たくないよ……」



「大ちゃん……」



チルノは大妖精を見た後に

二人の姿を見た

実際には、まだ生きている

チルノが出す氷は特別で

凍らした相手は時間の流れが止まるのだ

故に凍ったという事にさえも気付かない

冷たいという感覚さえも無いのだ



「チルノちゃん……」



大妖精は等々泣き出してしまった

それを見てチルノは目を瞑り溜め息を吐いた



「本当に大ちゃんには敵わないな……」



その言葉と共にチルノは二人に近寄り

氷を叩いた

すると氷だけが砕けた

バリィィィィン!



「るの……?」



「あれ……」



「お前達は運が良いな……

あの子に感謝するんだな」



チルノは二人の氷を砕いた後に

背を向けながら話した

顔だけを少しだけ二人に向けて話している状態だ



「あの子……?

あれは私達が、ぶっ飛ばした妖精……」



「ぶっ飛ばされたのに

逆に救われたな……」



「2度目は無い

それを良く覚えておけ」



「分かったわ……」



「お、おう……」



「分かったのなら

次からは見境無く倒すのを止める事だ」



チルノは二人に、そう言い

大妖精の所まで行った

それ以来二人は暴力に訴えない様になったとか

余談だが、大妖精はチルノの姿を見て

「そのままで居て!」とお願いをしたらしい

無論、チルノは断れずに

大妖精の気が済むまで

その姿で居たとか……

どうでしたかw?


チート過ぎる。。。


変身後のチルノは女です


でわ、また次回に><


続きは全く思い浮かびません・・・。


流行るのかな~・・・w?

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― 新着の感想 ―
[良い点] 東方氷娘伝ぜひとも続投してほしい作です。
[一言] 続きまだまだ待ってます!! しかし何度読んでも面白いですね!!
2015/03/18 00:49 ただの妖精
[一言] この小説のチルノ強すぎワロタw
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