02 ヤバいヒロイン
私はルヴァラン皇国物語という小説を書いています。詳しくは読んで下さったら、めちゃくちゃ嬉しいです。
主人公のアルティリアは小学校高学年くらいのお姫様なんですがね。フェルディナンドという、シスコンの兄と、レオンハート(愛称:レン)という、姫様に忠誠マックスな騎士がおりまして、奴らに勘違いヒロインをぶつけてやりたいと常々思ってるんです。
相談女、自称いじめられっ子、健気風味、おもしれー女、偽サバサバ系、地雷女子もいいよね……ああ、なんてヤベェ女達♪
この2人は婚約者はいないんですが、婚約したと思い込んでる令嬢とか。恋人気取りの侍女とか。アタシが1番彼の事を理解してるの……とか、ほざく幼馴染とか。
ですが、彼らはアルティリア第一だから、当然見向きもしなくて、ヒロインはキィーッ!となるんです。
ところが問題がありまして。
勘違いヒロインと出会う状況にならない!
ルヴァランは能力主義を掲げているです。シスコン兄は皇子、騎士は王宮勤務で侯爵家。この国のアホは皇族や高位貴族に中々近付くことが難しい。学友や侍女などになりたいなら、優秀でないとなれない。もちろん、彼らの身内だとしても、まともな親ならヤバい娘は高位貴族に近付けさせない。
作中、国内で出会った勘違いヒロインは「カマドウマ伯爵の愛」にちょっと出てきただけ。あとは他国の女性達。
でも、どうにかこうにか、彼らにヤバいヒロインをネッチリと関わらせたい。
今後、皇国内でヤベェ女が出てきたら「ああ、喬木の奴め。とうとう勘違い女を出したな」と思って下さい。
待っててね、勘違いヒロインちゃん!
……どうしても無理な場合、ルヴァランで出せなかったら、短編でヤベェ女を量産し出すかもしれません。
だって、ヤバい人書くの楽しいんだい!




