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32.過去も含めて全部

美乃里はロッカーに預けた荷物をとり、駅へと向かった

時刻はAM12:16


(今から電車に乗って…14時過ぎかな…

守さんに連絡は着いてからでいいよね…)


携帯を見ると守から5分前に連絡がきていた

《駅に着く前に連絡ください》


美乃里 「駅って…どっちだろ?」

(自宅方面の駅って事でいいんだよね…?)

美乃里はイヤホンを付け音楽を流す

(帰ったら守さんに会える…久しぶりだな…)

少し口角が上がる美乃里は駅に向かって歩き出す


改札を目の前に誰かに腕を握られた

パシッ

(誰?)

美乃里は勢い良く振り返る

美乃里 「ま、守さん?」

驚いた美乃里は急いで耳に付けていたイヤホンをとる

(守さん…のキャップ姿…カッコよすぎる…

どうしよう…こんなに早く会えるなんて準備が…)


守「はぁっはぁっ、美乃里さん呼んでも気付かないから…」

美乃里 「ごめんなさい…音楽聴いてて…

って何でここに?」

守 「駅に着く前に連絡してって送ったんだけど気付かなかった?」

美乃里 「こっちのことだったんですね、てっきり自宅方面の駅に着く前だと思って…」

守 「あーごめん、俺の伝え方が悪かったね」

美乃里 「いえ、全然…

って守さん…こんな所まで来たんですか?」


守 「そりゃぁ…少しでも早く会いたかったから」

守は美乃里の頭をポンッと撫でながらも照れた様子でそっぽを向く

美乃里 「ありがとう…ございます」

美乃里も照れて下を向く

守 「行こっ」

と言うと守は美乃里の手から荷物をとり、駅の外に向かって歩いて行く

美乃里 「守さん、重いですよ…私が」

守「じゃぁ、これ持ってくれる?」

と守は自分の手を差し出す


美乃里 「え?…///」

守「はい、持ってね

すぐそこに車停めてるから車までお願いします」

守はクスッと笑みを零すと固まっている美乃里の手を握り、歩き出す


美乃里 「…///」

美乃里は頬を赤らめ照れていた

守「…///」

守は自分からの誘いにも関わらず美乃里よりも頬を赤らめ歩いていた


美乃里「あの、守さん…ありがとうございます」

美乃里はニコッと微笑む

守「どういたしまして」

と言いながら守はキャップを深く被りそっぽを向く

その顔は口角が緩み、嬉しそうな顔だった


守は車のトランクに荷物を乗せ、運転席に乗る


美乃里「お願いします」

車に乗り込む美乃里

ドリンクホルダーにはカフェのドリンクが2つ置いてある

(守さん…いつから待っててくれたんだろ…)

守はエンジンをかけながら

守「ん」

と暖かいカフェラテを渡してきた

美乃里 「ありがとう…ございます」

微笑む美乃里に守の口角も上がる

美乃里「ふぅー温かい」

守「ちょうどそこで、これ買って車戻ったら美乃里さんっぽい人が歩いて行くのが見えて追い掛けたんだ…

間に合って本当に良かった」

優しく微笑む守


美乃里「ほんと、こんな所まで迎えに来て頂いてありがとうございます」

守「待てなくて」

ニコッと笑う守

美乃里「ここ、近くに駅が2箇所あるのにこっちってよく分かりましたね」

守「電話で海の近く歩いてたりしたからさ

こっちの方かなって…でも当たってて本当に良かった」

守は優しい眼差しを向ける


美乃里「守さんの車、乗るの好きです」

守「そうなの?」

美乃里「なんか、安心します…ふふ」

2人は、好きなアーティストや音楽、スポーツの話し、他愛のない話しをして30分ほど経った頃

美乃里はウトウトと眠くなってきた


守「長旅だったね、美乃里さん

疲れてない?少しかかるから寝てて大丈夫ですよ」

美乃里「ありがとうございます」

守は美乃里の頭をポンッと撫でた


美乃里「守さん…」

守「ん?」

美乃里「ごめんなさい…たくさん心配かけて…

なのに…こんなに優しくしてくれて…」

美乃里は目を閉じながら涙を堪えるのに必死だった


守は返事をせずに美乃里の頭を優しく撫でた後、自分の手のひらで美乃里の顔を隠した

守「おやすみ、美乃里」


(守さんの匂い…落ち着くなぁ…)

守の手のひらを優しく握りしめ眠りについた美乃里


美乃里はとても心地よく眠っていた

バンッ

ドアの閉まる音で目が覚めた

美乃里「ん…守さん…ごめんなさい」

守「あ、起こしちゃったね…ごめん、まだ寝てていいよ

後、30分くらいかな」

美乃里は首を横に振る

美乃里「起きます…沢山眠れました、ありがとうございます」

守「ん、おはよう、トイレ休憩する?

飲み物買ってくるね」

美乃里「あ、はい…ありがとうございます」

美乃里はトイレへ向かう

(夢…見なかったなぁ…凄く良く眠れた…お墓参りのおかげかな?それとも…守さん?)


美乃里はブツブツと考えながら車に戻った

美乃里「お待たせしました、お願いします」

車に乗り込む美乃里

守「 はい」

守は暖かいドリンクを美乃里に渡し、車を出す

美乃里「ありがとうございます

さっきも買ってもらっていたので、ここに入れておきますね」

美乃里はダッシュボードの中へ1000円札を入れた


守「あ、」

運転している守は受け入れるしかなく、意地悪な顔で美乃里を見る

美乃里も負けじどとぼけた顔で首を傾げた

守「後で覚えててね」

と満面の笑みで返す守に、クスクスと笑う美乃里

美乃里は住み慣れた街が見え、街の景色を見ていた

(なんだかんだ久しぶりに戻ってきたなぁ…)


美乃里「今どこへ向かってますか?」

守「俺の家」

美乃里「守さん家?」

守「そう、ちょっと忘れ物取りに行くね」

美乃里「はあい」

守「後、美乃里はあのキャリーケースだけ下ろしたらいいかな?」

美乃里「へ?」

守「ん?」


(私の家に寄ってくれるってことだよね?)

美乃里「あ、そうですね、キャリーだけで大丈夫です

先に寄りますか?」


守「ん?俺の家に運ぶんだよ?」

意地悪くニコッと笑う守

美乃里「ぅぇっ??」

拍子抜けして変な声が出る美乃里


美乃里「え?あの…」

守「さっき、宿泊代も貰ったし」

とダッシュボードを指さす守


(ずっと守さんと居れるって事だよね?いいのかな…

どうしよう…緊張し過ぎて…どうしよう…)

美乃里「あの…迷惑じゃ…ないですか?」


守「迷惑な訳ないでしょ」

(って…やっべ、めちゃくちゃ可愛い…誘っといてめっちゃ緊張する…どうしよう美乃里さんと一緒に居れるなんて…あー部屋もうちょっと掃除するべきだったな…)


美乃里「お言葉に甘えて…お願いします」

守「こちらこそ」


(それにしても誘い方が上手い…守さんって女慣れしてるのかな…)


守は自宅に着くとキャリーを下ろし、忘れ物を取りに行った

守「美乃里は車で待ってて、すぐ戻るね」

美乃里「はぁい」

(あー守さんの美乃里呼びにも慣れてきた…けど…キュンとするな…)


守「お待たせ、行こっか」

美乃里「お願いします」

守「美乃里さん行きたいとこある?」

美乃里「んーどこでも大丈夫です」

守「じゃぁ、ちょっと遠いけどここ行っていい?」

守は携帯を美乃里に渡す

そこは夜景の見えるレストランだった


美乃里「素敵ですね」

守「じゃ、決まり」


美乃里「楽しみです」

ニコッと微笑む美乃里

美乃里の頭をポンッポンッと撫でる守


目的地に着くと、ディナーまで時間があった2人は近くでショッピングをして楽しんだ

外も暗くなり、2人はレストランへ向かった


2人は席につき、コース料理を堪能する

美乃里「守さんありがとうございます

こんな素敵なところに連れて来てくれて…」

外は都会の街が一望できる程、綺麗な景色が広がっている

美乃里は自分の席から何度も外を眺めた

守「僕も美乃里さんと来れて嬉しいです」


ふふっと2人は笑い合った


守「美乃里さん、とっても好きです」

守は真っ直ぐに美乃里を見つめていた

美乃里「えっ…///あ、あの…」

美乃里は急な守の告白に胸の鼓動が早くなる


守「ああ、その顔、誰にも見せたくない」

守は自分の顔を手で覆い、上を見上げた

(可愛いすぎる…)


美乃里もまた恥ずかしさから下を向く


守「美乃里さん、俺…嫌な奴なんです」


美乃里「え?守さんが?」


守「美乃里さんを誰にも取られたくなくて…

これでも結構必死です…」

下を向いて小声になる守

美乃里「ふふふ、そうなんですね全然、気付かなかったです…守さんってもしかして慣れてるのかなって思ってて…」

可愛いらしい守に笑みが零れる美乃里


守「あーやっぱり、そう思うよね…はあー」

深くため息をつく守


美乃里「嬉しいです、ありがとう」

ニコッと微笑む美乃里

守「そーゆう可愛い顔、ずるいっすね…」

美乃里「守さんもカッコよすぎるのずるいですよ」

ふふふと笑う美乃里


守「はぁー美乃里さん…ごめん

俺、めっちゃダサいこと言っていい?」

美乃里「ん?ダサいこと?」


守「それ、これに替えてもいい?」

守は自分の首を指差ししながら美乃里のネックレスを見て、テーブルに箱を出し美乃里の方へ置く


美乃里は箱を手に取り、開ける

美乃里「…ネックレス?可愛い…」

そこには控えめな1粒ダイヤがキラキラと輝く華奢で可愛らしいネックレスが入っていた

美乃里は自分のネックレスを触りながら守を見る


守「ほんと、ごめん…ヤキモチ妬いて…

誰から貰ったかも知ってるのに…心狭くてほんとダサいんだけど俺といる時だけでいいから…

それに替えて欲しくて…」

ふぅーと深呼吸しながら守は申し訳無さそうに顔を隠す


美乃里「守さん、ありがとう…本当に嬉しい

こんな素敵なプレゼントも守さんの気持ちも…

付けてもいいですか?」

美乃里は照れくさそうに守を見つめる


守「ん…」

守は席を立ち、美乃里の手からネックレスを取ると

美乃里の首へ付けた


美乃里は涼介のネックレスを大事にアクセサリーケースに閉まい、嬉しそうに首元のネックレスを触る


美乃里「嬉しい…」

ニコッと微笑む美乃里

それを見て守も優しく微笑む


2人はレストランを出て、自宅へ車を走らせた


自宅に着き、ドアを開ける守

守「どうぞ、美乃里のキャリーはリビングに置いたよ」

美乃里「お邪魔します」


守「適当に寛いでね」

美乃里「ありがとう」

(守さん…綺麗好きだなぁ…凄くシンプルで綺麗)

美乃里「守さんはいつから1人暮らしされてるんですか?」

守「んー学生の頃から1人みたいな感じで…

母親は体調が良くなくて、今も入院してるんだ

父親は居なくて、母親と2人だよ」

美乃里「そうなんですね…お母さんには会いに行ってますか?」

守「休みの日は行くようにしてるかな」


美乃里「え?休みの日って…今日は会いに行かれました?私のせいで会いに行ってな…」

守「大丈夫だよ、あははっ

美乃里は優しいね…はい、カフェオレでい?」

守はホットのカフェオレを渡しながら美乃里が座っているソファに座る


美乃里「でも…」

守「休みに何もすることないから行くだけで

たまには遊びに行ったら?って言われるくらいだから気にしないで」

美乃里「うん…」

守「気にかけてくれてありがとう」

守はポンっと頭を撫でた


美乃里「守さん、明日お仕事は?」

守「お昼に出るよ

美乃里は?まだ出社しなくていいならここにいて?」

美乃里「私は今週まではテレワークで来週から出社すると会社には伝えてあります

でも…守さん居ないのに…」

守「いいの、ゆっくりしてて

あ、でも強制じゃないから帰りたくなったら言ってね」


美乃里「…ありがとう」

美乃里はニコッと微笑んだ

守はコーヒーを飲み干すと空になった美乃里のカップも持ち、キッチンへ向かう


♪〜給湯器から音楽が鳴る

守「お風呂できたね、美乃里さん、俺は寝る準備するから

先にお風呂入っておいで」


美乃里「守さんお先にどうぞ」


守「だめ、先に入って来てください

暖かいうちに」

美乃里「すみません、ありがとうございます」

美乃里は準備をしてお風呂へ向かった


(はぁ…俺の家に美乃里さんがいる…緊張する…

俺、いやらしくなかったよな?今、普通に言えてたよな?あー美乃里さん変な目で見てないかな…

今日は一緒にいたいだけだし…少しづつ距離が縮まったらいいな…って思ってるし…

また調子に乗って嫌な思いさせたら…どうしよう

もう、あんなに美乃里さんと会えないのは無理だ…)


守「ふぅ…」

守は深呼吸をし、リビングのソファを倒し、ベッド仕様にする

クローゼットから予備の布団を取り出し準備する


守「美乃里さんは寝室のベッドで俺がソファでいいよな…よし」

守は寝室へ行き、ベッドを整える


美乃里は湯船に入りながら考える

(守さんって下心とか見えないよなぁ…慣れてる感はあるんだけど…いやらしくない?って言うのかな…

なんだろ、安心するよなぁ…

それとも女に見られてない?訳は無いよね…

好きって言ってくれるし…

スッピンはなんだかんだで見られてるから…

今更恥ずかしがることはないけど…はぁ…

一緒に寝るのかな…守さんのことだから別々にするかも…

私は隣に寝たかったけど…

あーでも隣だったら緊張しすぎて寝れないかも…)


美乃里「はぁ…」

美乃里は頬を赤らめて湯船に浸かる


(そろそろ上がろうかな…)


美乃里がお風呂を出ると守は丁度、寝室のベッドを整えていた

美乃里「守さーん」

(あれ?いない?)

隣の部屋から出てきた守


美乃里「あ、守さん

お風呂ありがとうございます、いい湯でした」

ふふっと笑う美乃里


守「良かった、ごめん、ソファ倒しちゃったから

テーブルの方使って

俺もお風呂入るから、眠たくなったら隣の寝室使っていいし、冷凍庫にアイスあるから食べてもいいし

テレビ見てもいいし、好きに使ってて」

守は少し早口で話し終えると洗面所へ向かった


美乃里「あ、ありがとうございます」

(え?なんか守さん怒ってる?私怒らせちゃった?

勝手にドライヤー使っちゃダメだったかな?

聞くべきだった?えーどうしよう…起きてたら嫌かな?

でもアイス食べたいし…テレビも見たい…

まぁ…お風呂上がってきてから考えよ…)


美乃里は冷凍庫からアイスクリームをとると

テレビをつけ、テーブルでアイスを食べることにした


急いでお風呂に入る守は勢い良くシャワーをかける

(危ねぇ…可愛すぎて抱きしめるところだった…

美乃里さん起きてるかな…

はぁ、俺…我慢できるか?どこまでなら良いんだ?

ってそんな事じゃないよな…

あー隣りで寝れたら…ってそれはそれで朝まで寝れねぇかも…)


守はお風呂から出るとリビングから聞こえるテレビの音で美乃里がまだ起きてると分かると嬉しくて口角が上がっていた


守「美乃里さん、上がったよー

眠くない?大丈夫?

おっ、いいね、俺もアイス食べよーっと」


(守さん、怒ってない…ああ、かっこいいなぁ…)

美乃里「うん、大丈夫

アイスありがとうございます、美味しく頂いてます」

ニコッと笑う美乃里


守は自分のアイスを持ち、美乃里の向かいに座る

美乃里「守さんチョコレートにしたんですね

私もチョコといちごで悩みました」

クスクスと笑う美乃里


守「ん」

スプーンですくったアイスを美乃里に差し出す


美乃里「え?いいの?嬉しい」

美乃里はあむっとアイスを頬張る

美乃里「んーチョコも美味しい、ありがとう

あ、いちごも食べますか?はい」

ニコッとアイスを差し出す美乃里

守も美乃里が差し出したアイスを食べる

頬を赤らめながら口角をあげる守


(あー自分からやったのに照れるわ…

可愛すぎ…だろ)


2人は他愛もない話しをしながらテレビを見たり

ゆっくりと流れる時間を過ごす


時刻は0時に差し掛かる

守「美乃里、寝室のベッド使っていいからね」

守は片付けをしながら話しかける

美乃里「私、少し仕事の書類まとめたいので

守さん寝室使ってください

私、ソファ使わせて頂きます」


守「じゃあ、美乃里が寝るまで待ってるよ?」

美乃里「いや、本当にソファでいいので

守さんはお仕事あるのでベッドでゆっくり寝てください

それに、守さんのソファもベッドと変わらないくらい寝心地良さそうなので大丈夫です」


守「本当?遠慮してない?」

美乃里「してないですよ、ありがとうございます」

ニコッと微笑む美乃里


守「じゃあ、先に寝るね」

美乃里「はい」

守「静かにしなきゃとか思わなくていいからね

好きに使っていいから」

美乃里「ありがとう、守さん」


守は美乃里に近付くと美乃里の頭にぽんと手を置く

守「ごめん、抱きしめてい?」


美乃里はびっくりした表情の後に照れた顔で下を向き頷く

守は優しく美乃里を抱きしめた


守「美乃里さん、俺は過去も含めて全部

美乃里さんのことを知りたいと思ってるから」

守はさっきよりも少しキツく美乃里を抱きしめて離す


美乃里「…ん」

美乃里は俯きながら返事をした


守「じゃあ、おやすみ

また明日ね」

守は美乃里の頭を撫でて寝室へ行く


美乃里「おやすみなさい」

美乃里は寝室へと入っていく守を確認し、会社の資料に手をつけた

明日の仕事の準備と共に資料を整理していく


さっきの守の言葉がグルグルと頭の中で回っている


(そうだよね…中途半端な記事だけの情報で…

守さんもきっと思ってる事は色々あるし、聞きたいこともあるよね…私がいつまでも逃げてるから…

過去も全部…か…守さんだったら救ってくれるってどこかで分かってる、本当は

だけどもし…冷たい目で見られたら?幻滅されたら?

可哀想な目で見られたら?

向き合わなきゃダメなの?このままじゃダメなの?)


美乃里は色んなことを考えていた

そのうち、机に突っ伏して眠ってしまった美乃里

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