〜おかえり、父さん。〜
「ただいま〜」
「あらお父さん、おかえりなさい。」
俺は、緊張が再び走った。
父さんが帰ってきたのだ。
俺は、母と同じような緊張ではなく、もっと激しい緊張だった。
なぜかというと、俺が出ていく時に俺と父は口論を起こし、最悪の形で出ていってしまったからだ。
母みたいに許してくれているはずがない。
父の足の音が近づいてきた。
そして対面。
「父さん、おかえり....」
父さんは固まっていた。
状況を理解していなかった。
そして数秒後父はなんと、、、
泣きついてきたのだ。
「和也!!おかえり。!」
「どうしたの父さん。」
俺は、状況が理解できなかった。
「ごめんな、父さんがあんなこと言ったから。」
号泣しながら言っていた。
「こっちこそ、ごめん。。。あんな態度とって。。」
自然に言った。
「大丈夫だ。気にしてないさ。」
父さんはメソメソしながら言った。
俺は緊張が解けた。こんな形で解けるとは思わなかったけれど。
「さて、ご飯できてるわよ。食べましょ。みんなで。」母が言った。
「うん。!」俺は言った。
母は、やさしい顔をしてくれた。
この日の夜食は、東京に行っていた時のご飯よりも美味しかった。