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学校見学

 うんこれで大丈夫かな?髪よし!服よし!メイクよしついでに持ち物も........うん忘れ物なし!........って危ない!!帽子忘れてた!帽子をかぶって準備オッケー!!日焼け止めはちゃんと先に塗ったよ。


 なんで身だしなみチェックしてるかって?ふふふ、お答えしましょう!今日はなんと私が通う高校を見学するからだよ!すっごく楽しみだったんだから!!


 ............ん?試験はどうしたかって?もちろん受けました。さすがに外に出て試験なんて受けれないから自宅受験で、その場で採点して合否の決定をしたの!!


 そしたら余裕の合格です!!やった♪ちなみに試験監は校長先生でした。多分私は何もかもがイレギュラーな存在だから、受験の仕方も特例だけど、それを許してくれたから感謝しかないよね!!


「シキー準備できたー?もう出発するよー!」


 下からお姉ちゃんの声が響く。うんもう大丈夫だよ!!おまたせお姉ちゃん。


『おまたせお姉ちゃん。私はもうオッケーだよ!』


「忘れ物ない?日焼け止め塗った?日傘持った?帽子は.........かぶってるね。うん今日も可愛いよシキ」


『もう心配しすぎ!私だってもう子供じゃないよ.....。けどありがとうお姉ちゃん♪」


 私の身体のことは私がよく知ってるから心配ないよ?それに少し体調が悪かったって今日は関係なし!だって「私」になって初めて高校だからテンション上がるよね!!


 お姉ちゃんの車に乗って高校に行く。歩いて行ける距離に高校はあるけど、念のためっていうことで車になった。別に歩いてもいいのにな〜。


 高校についてすぐに校長先生に挨拶に行く。なにかとお世話になったからね。


「こんにちは。今日はありがとうございます」


「こんにちは。当然のことですよ、翠宮先生。そして待ってましたよシキさん」


『こんにちは、校長先生。待ってたとはなんですか?』


「シキさん今日は学校見学って聞いてるのだけれどあってるかしら?」


『はい。そのつもりで来ました』


「じゃあ私も混ぜてくれない?」


『え?でも..........』


「大丈夫。私がついて行くだけだから。それに私がいれば教室の中に入れるよ?」


 なかなかに黒い発言したよね?そんなに私と一緒にいたいの?それともただ案内したいだけなの?.........まぁどっちでもいいかな?


『............じゃあお願いします』


「はいお願いされました」


 なんか校長先生が嬉しそうなのは気のせい?すっごく顔が輝いてる気がする........。


 そんな校長先生とお姉ちゃんと私の3人で特別教室、自習室、図書室、体育館、屋上、校庭を見学していきました。実際に中に入れてすごく楽しかった!!


 そして最後に訪れたのが私が編入するクラスの教室に来ました。ただ机が並んでるだけなのにその光景を見るだけで楽しみっていう感情が湧いた。


 でもそれと同じように、恐怖と懐かしさの2つの感情もあって、グチャグチャになっていた。


 多分「楽しみ」っていう感情は「私」のもの。でも「恐怖と懐かしさ」は「シキ」のものなんだろうね。ややこしい感情だけど、これが私の身体だから受け入れるしかないからしょうがない........。


「シキさん今日はどうだった?」


『楽しかったです!ここで勉強したり遊んだりするんだなって思ったら入学が楽しみです!』


 たしかに「私」は楽しみだけど「シキ」はどう思ってるかなんて分からないからここは「私」の感情を答えておく。嘘は言ってないからね!


「それなら良かったわ。もし困ったことがあればいつでも私のところに来て。きっと力になるから」


『はい!ありがとうございます!!』


「その時は翠宮先生も一緒にね?」


『だってお姉ちゃん?』


「分かりました。シキちゃんと私の所にも来るんだよ?」


『はーい』


 それから校長先生と雑談をして、私とお姉ちゃんは学校から離れた。


 学校に行くのは楽しみ。でもクラスで私はどうなるか分からない。だから私は現在を頑張ろうかな?


 未来はどうなるか分からない。過去は変えられない。でも現在だけは違うよね。


 私がたくさんある選択肢から選ぶことができる。だから私は現在を精一杯生きていこうと思います。


 どうせ私には未来なんてないんだから、現在を充実させることが私に出来ること。


 シィーちゃん、お姉ちゃん、私頑張るから。だから最後の時まで見守っててね?


 ..........................本当の最後の時の私の姿は見せないけどね。

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