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最終話 魔王を倒したって

2週間後 娘


新聞見たよ! テレビ見たよ!

俊介君が魔王を倒したって!

無事でいてくれて良かった。

これで魔物がいなくなるんだよね。

私の、世界中の呪いがなくなるんだよね。

凄いよ。俊介君。

でも魔法も錬金術もなくなるんだよね。

大丈夫かな。バッシングとか。

今度はずっとそばで支えてみせるよ。

世界中が敵になっても私はそばにいる。

ずっと黙っていたけれど、俊介君とはそういう関係なの。

友達以上の……。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


翌日 父


まさか本当にやるとはな。

魔法も剣術も規格外だったからな。

適正10じゃないのが不思議なくらいだ。


あのな、お父さん1つ嘘ついたことになる。

どうもな、魔法が消えてないんだよ。

500年の年月が地球に魔力を貯め込んでしまったらしいんだ。

石油のようにいずれなくなる資源かもしれないし、うまく回って永遠に魔法のある世界なのかもしれない。

今は分からないが、とりあえず魔法はなくなってない。

ミカエルも元気だしな。

これならバッシングもそうないだろう。

魔物退治を生業としていた冒険者たちは、怒っているかもしれないけれどな。

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