台本4:すごく痛い奴【男性用】
あらすじ
ピザを頼もうと電話をした男性。しかしそこはピザ屋ではなかった。それでも男性がなかなか認めず逆ギレするので、ついに警察だと告げられる。そこで少しはおとなしくなるがーー
……もしもし?
…………もしもし?
あ、注文いいっすか?
えーと、
クアドラプルチキチキウィンナーピザ一つ
え?
ピザ屋じゃ……ない?
いやっ、そんなはずは……
でもっ……ここに……
だってっ……
ちょっ切らないでっ
待って! ちょっ待ってって!
待ってっていっとるやろ! ボケ!
お宅ピザ屋ちゃうんかい! あァ⁉︎
何切ろうとしとん⁉︎
俺なめとんの?
なぁ? 俺のことなめとんかて
あァ⁉︎
警察ぅ……?
へ……?
お宅、警察の……警察の方ですか?
あ……すんません……
え……無理?
なんで?
なんで無理なん?
教えてや
教えて言っとるやろ!
あ……ごめんなさいごめんなさいっ
許して……
ほんとすんません
……ほ、ほな電話切りますね?
え、なに?
最後に一言?
「実は警察じゃなくて寿司屋」?
じゃあ、最初からそう言えよ!
って言う痛い夢を見たんだけど、君のことかな?
え? 君にそっくりだったよ?
またまたぁ〜
ホントは君なんじゃじゃないの〜?
ほら〜、冗談はよしなってっ
ま、全部嘘なんだけどさっ
テヘっ