幸せの要素
「ここは大切なところだからなるべくわかりやすく解説しましょう。その前に変な誤解を避けるためちょっと自己紹介。私は現実主義、合理主義者です。合理的ならすぐ採用します。データや数字優先です。裏付けや根拠のないもの、感情論はなるべく避けたい人です。お金は欲しいですが、楽しくないことはしたくないです。強制されるのもごめんです。だから宗教、政治団体には入りません。よく勧誘来るけど」
アイス食べてごきげんなのか。心なしか饒舌モード。
つまり偏った思想信条に染まってないと言いたいんだな。いろいろ台無しになるせりふ混ざってるけど。
50代なのに・・・。
「当然私の目標は幸せになることです。要素をそれなりに充実させ結構幸せです」
相変わらずパソコンの前で寝転びながらニマニマ。
「幸せになる要素は大きいもの三つ。お金と人と健康。時間とか別のもの思いつくかもだけど取り合えずこの三つで十分。要素は絡んでるからいずれ関係するケース出たその時に」
わかったようなわからないような。
「三つの要素をどうやって充実させるんですか?」
「その質問するってことは目標と要素については同意ってことで進めるよ。もし説得力ある反論、意見あるならどうぞ。自分の考えが絶対なんて思っちゃいないから」
ディベートできるってことか。
「まずはそれぞれの補足。お金はわかるでしょ。人とはまあ生き物全般。健康とは肉体だけじゃなく精神、心も含みます。そして充実させるには」
インターバルを作りもったいぶる。
「当たり前のことをを当たり前にやるんだよ」
なんだそれ。
「宝くじ買ったことあるかい?」
唐突な質問。
「年末と夏はいつも10枚買ってます」
「ワクワク感楽しむ為ならわかるけど本気で金持ちになりたいのならダメ。宝くじの期待値は買値のおよそ半分が当たり前。そんな投資行動は金持ち目指すなら避けるのが当たり前」
お金に余裕あるからそんなこと言えるんだよ。
「でもお金の無い人はそうでもしないと資産家になれないです」
抵抗してみる。
「お金がないと資産家になれない?まるでにわとりとたまごどっちが先かの話だね。じゃあ次の休憩時に資金ゼロから10年後億万長者になる方法教えてあげるよ」
ほんとかよ。ぐーたらしてる人に言われてもなあ。
次回へ




