恋のはじまり
お暇の時にでも、お読み下さい(^◇^)
ある少女の恋物語。
****
昼休みーーーー
借りていた本を返しに私は、図書室に向かっていた。
今日は、朝から体調があまり良くなかったけど……午前中はなんとかなった。
だから、安心し過ぎたのだろう。大丈夫だと思っていた。うん、まさに……
でも、大丈夫じゃなかった。
「う〜だめ!」
このままじゃ、倒れる!
私はもともと体が丈夫ではないのだ。
後ろに倒れこんだ私は、痛みがくる前に意識を手放した。
「危ないーー!!」
誰かが叫んだ気がする……
あれは誰だったのだろうーーー?
あれ? ここは……?
気がつくと、私は保健室のベッド寝ていた。
どうして ?
確か……私は、廊下で倒れたはず……。
打ったはずの頭は、何故か痛くない。
そういえば……倒れたとき、誰かに支えてもらった感じがした……
気のせいかな ?
体を起こし、ベッドから起き上がった。
その時、ベッドのカーテンがめくられた。
「あっ! 起きたんだね。良かった!」
私を心配している声をあげていたのは、なんと生徒会長だった。
私は、驚いてしまった!
「は、はい!」
えっ⁈
なんで、この人が私を心配してくれているの⁈
「突然倒れたから驚いたよ。どこも痛くない? 」
「はい。大丈夫です」
もしかして、私を支えてくれたのって会長なの?
私は、会長に訊ねてみた。
「あっ、あのどうして会長がここにいるんですか?」
「君が突然倒れてしまったから、保健室に連れて来たけど……先生がいなかったんでね。代わりに見ていたんだ」
「私を支えて下さったのは、やっぱり会長だったんですか⁈ 助けてくださって、ありがとうございます。ご迷惑をおかけしました」
私は、お礼を告げた。
「ううん。気にしないで」
でも、あれ?連れてきたって……
会長。もしかして……お姫様抱っこで⁈
恥ずかしすぎる‼
有名な会長に抱えられていたなんてしれたら……周りの目が痛いかも!
色々考え混んでいたら……心配されてしまった。
「ゆっくり、休んでなよ? もうすぐ、先生も来るだろうし……」
会長は、笑顔で言っていた。
私は、今まで考えていたことが吹き飛んでしまった。
もしかして……私は……会長に恋してしまったのか⁉
生まれて初めて私は、一目惚れしてしまったのかもしれない……
そして、私の恋が始まった。
読んで下さり、ありがとうございました(^○^)
拙い小説で、すみません(u_u)