一日目
常に津波が発生している
街が波にさらされている
山にいた、数名が生き残っている
「大丈夫ですか!?」
私はすぐに駆けよって話しかける。
「こんなのいつものことさ。じきに波も引く。それよりアンタ、見ない顔だね」
確かに私は変な格好である。彼らはいかにも異世界ノベルの村人のような格好をしている
そんな中では私は変な格好であると言えるだろう。
「気付いたらここにいたんです。ここはどこですか?そして、あなたたちは?」
「俺達はこの村の生き残りでな、すぐに地震が起きるものだから、こうやって波に飲み込まれるんだよ。」
聞くと、かつては人口が200万人いたらしい。しかし、地震が起きるようになってから、どんどん人口が減っていくらしいのだ。
彼らはいつもテントで過ごしているようだ。いつでも避難できるように。
「ここはユーリ村、貴様はどこから来たんだ?」
「あ、どうも私は本田と申します。さっきまで遊園地にいたはずだったんだけれども、、、」
「へんなやつだな、もしかして、お前、外界からきたんと違うか?」
「外界?」
私は問う。
「この世界には外界から来てるものが何人かいてな、そいつらが常に戦争をしているのだ。」
今の一言で理解した。異世界に飛ばされたんだ、私。
もう日本には帰れない、教授に叱られる、、、
「それで、戦火から逃れるために、ここで生活しているんだが、まともな生活ができないんだよな、これが」
彼らは言う。どうやらこの世界では常に各地で地震が起こっているようだ。
「お腹が空いた、、、」
朝しか食べていないので、とても腹が空いている。
「これ食べな」
と言って、パンをくれた。
私は知っている。震災の被災地の人たちは、やけに人に優しくなるものである。
常に地震が起きているこの街では、みんなが優しいのだ。
「やることが決まった。」
私は決心した。この街を救うと。
「すみません、名前をまだお伺いしていませんでした。お伺いしてもよろしいですか?」
「お、おう、俺が村長のユーリ ジナール。こいつが娘のユーリ タマキだ。」
「ジナールさん、この街でお世話になってもいいですか?」
私は尋ねる。
「別に構わねぇが、まともな暮らしができないぞ。覚悟しな。」
そんな会話をして、床についた。
青海が心配である。
彼女もこちらに転送されているのなら、探さなければなるまい。
まぁ、時期に会えるだろう。
そうして、異世界1日目を終えたのである。




