美少女は初めて心から笑ったようです
初めてましてk2です。
初めての小説になります。
きっかけは「最近キュンキュンする恋愛漫画が見たい」っていうところから始まりそこから「作るか」
と思い投稿しました。
自分の理想ばっかりなので合わない人にはとことん合わないと思いますがこれからよろしくお願いします。
桜が咲き始めた頃に俺、石田 海斗は転校してきた七瀬 結衣に眼を奪われていた・・・。
(海斗、、、海斗、、)
ん?、誰だ?
(私ね17歳の誕生日になったら海斗のお嫁さんになるの!)
おい!お前は誰だ!
(忘れちゃったの?私は、な、、な、、い)
はっ!と目が覚めると夢のことを考えていた。
「誰なんだあの子は?」
そんな独り言を呟いてベッドの横にある時計を見た。
そうか今日は始業式か、と思いながらベッドから降りた。
家を出てちょっと歩くと後ろから肩を叩かれ、
「よっ、海斗」と友達の陸の声がした。
「おっ!陸ーおはよー昨日優真から聞いたんだけど転校生くるってガチ!?」
「ガチ!やばくね?しかも結構美人らしい」
「優真その子のこと狙うのかな?w」
「知らねwあいつには一目惚れの涼風生徒会長がおるし」
「優真は生徒会長にぞっこんだもんなーあれだけ一途なの優真ぐらいじゃね?」
「優真は変にプライド高いからなぁー」
「前だって1組の小鳥遊さんに告られてそれ断っただけど断った理由が俺には涼風しか好きにならないからって言ってるのみちゃって面白くてw」
と何気ない話をしている間に学校に着いた。
「優真ー陸ー何組だった?」
「俺ら3人4組だってよ!」
「よっしゃー」3人で叫んでしまった。
周囲が見ている中俺ら3人は教室の中に入っていった。
朝のHRの時間だった。
担任から「転校生を紹介するぞー」「さぁ入ってきてー」と言われた瞬間、ガラガラガラとドアの音がすると同時に俺、石田 海斗は転校生に一目惚れした・・・
「七瀬 結衣です。静岡県から来ました。よろしくお願いします。」
ウォー!!!!と男子が叫んだ。
そう七瀬 結衣は超絶美少女だったのだ。
1人と男子は「生きててよかった」と
また一人の男子は「とうとう俺もアニメの世界に来たんだな(涙)」と
みんなが騒いでいる中で今日の夢のことが蘇ってきた。
(17歳の誕生日、、、)
「七瀬 結衣か・・・」
すると後ろから優真が
「えっ!?海斗結衣ちゃん気になった?」
と言った途端我に戻って
「ちげーよ、なんか会った気がするだけだw」
「なんだ〜って知り合い?」
「んーわかんねでもどっかで会った気がするんだよなー」
「本当だったら運命的な出会いだなw」
「ばーかこんな可愛い子忘れるかっての」
「それもそうだなw」
すると担任が「はい静かに!」「んじゃ七瀬さんは海斗の隣に座って」
「はい」と一言言って俺の隣に座って朝のHRは終わった。
七瀬の人気はすごかった。1年の時から人気だった
野球部の松永でさえ七瀬に声をかけてまだできたばかりのグループに誘っていたが「ごめんねー」と言って断っていた。
そんな七瀬だったかあまりに男子から人気だったためクラスの女王である清水に毛嫌いされていた。
それから数日が経った頃、清水による七瀬へのいじめが始まった・・・。
最初はノートを隠したりなどだったが次第にエスカレートしていき、バケツの水をかぶったり、机に落書きされ
、七瀬は学校に来なくなった。
4月30日の事だった。
翌日の朝クラスの前に沢山の人が集まっていた。
何が起こっているのかを確かめるため人混みをくぐり抜けて教室に入った。そして眼に入ったのは清水をボコボコに殴る七瀬だった。
そのあとすぐに七瀬は先生たちに止められ、停学処分を受けた。
翌日、俺が放課後に七瀬の家に行くから涼風も連れてこいと優真と陸に言って、七瀬の家に向かった。
インターホンを押して待っているとラフな格好で七瀬がドアを開けた。
「よっ、七瀬。元気したたか?」
「うん、学校よりはね」
七瀬の声はいつも通りだった。
そしたら七瀬が
「家の中で入って色々話したいこともあるし」
家の中はとても綺麗だった。そして七瀬は色々教えてくれた。
前の学校のこと、前の学校でも浮いていていじめにあったことを。
七瀬が一通り話した後はみんなが黙り込んだ。
話が重すぎたのだ、自分だったらと考えると今ごと自殺していたのではないかと思えるほどに・・・。
そしたら涼風が涙ながらに
「だったら私達と友達になって!」
「そしてこれからは何かされたら私や陸、海斗、優真を頼って」
そう言った瞬間七瀬の瞳から涙が流れた。
「ありがとう・・・。」
涼風は優しい声で
「えぇ・・・。」と言って号泣している七瀬を優しく抱きしめた。
読んでくださり誠にありがとうございます!
初めての投稿で誤字脱字や、「これ本当に小説」と思われるかもしれませんが、これから技術を上げていきますのでよろしくお願いします。