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よく見る異世界録〜ありきたりのハーレム目指す〜  作者: 野田いしと
0章 ありきたりの異世界に生まれて
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6話 ギデオンになりかけてる?

ブンッブンッブンッ

 

 明朝から剣を振る音が辺りに響いていく。

 剣をちゃんと学び始めてから数ヶ月。季節は少し肌寒く日本で言う四季の秋くらいだろうか。

 修業が始まってからは毎朝剣を振り、自警団で一緒に訓練を受け、昼過ぎからギーネと一緒にイアナから魔法について学んでいる。


 修業に明け暮れる日々だが就活の様に後先真っ暗だった前世を思い出すととても充実しておりみるみると成長をしていく自分に実感が得られるから満足している。


 あれから魔法については火魔法、風魔法の初級をひたすら練習した。他の属性はできないことは無いが燃費も悪く実践的では無い。【創生】を使えばそれなりのスキルは得られるだろうが無理に覚える必要もないため今は保留だ。

 

 ギーネは水魔法、光魔法の初級を覚えるのと【ヒール】を覚えていた。属性からして癒し系なのだろう。

 ここ最近ギーネは一緒に川に入るのとかも嫌がりギーネの父ソルドの様に少し骨格が良くなって来た。


 これはそろそろちゃんと男にならないといけなくなるんだな。少し悲しい…。


「レイくんギーネが男だったら嫌いになる?」

「え?」


 突然聞かれ間抜けな声が出てしまう


「レイくんは可愛いギーネ好き?」

「うん、そうだな」


 これはなにを聞かれているんだ?


「わかった。レイくん少しの間待っててね」

「どっか行くのか?」

「内緒だよ!」



 それからしばらくの間ギーネは修業と言って俺とはあまり合わなくなった。イアナに見てもらいしっかり修業しているらしい。俺も頑張らないとな


 ギーネと会わない間LPが増えなくなっていった


_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _




 ギーネと会わなくなってからも修業はしっかりとし身体を鍛えた。会わないと言っても同じ村でご近所さんだから見たりするし手も振って来てくれる。元気なのは変わらなかったので安心した。


 一先ず自分のステータスを確認してみた。最初は毎日確認していたが時間を開いて見た時の満足感が嬉しかったのでたくさん修業した後に見るようにしている。


 【鑑定】・・・


【名前】レイン・・・レベル5

【種族】人属 男

【職業】不明

攻撃力 21 防御力 18 体力 20 魔力 25

    魔力耐性 20 瞬発力 15 幸運 12

【スキル】

    算術3 格闘術5 接客3 料理1 火魔法1 風魔法1

バブルウォッシュ

【ギフト】

    鑑定 魔力武装 創生

【称号】

    転生者 ハーレムを目指す者 ギーネに愛されし人  煉神流見習い


 経験値は修業でも稼げるようで同い年に比べたら2レベル高いらしい。この世界がどれくらいの強さかわからなかったから一度父レナードのステータスを見てみた。


【名前】レナード・・・レベル96

【種族】人属 男

【職業】自警団(剣士) 銀狼のレナード

攻撃力 5780 防御力 4667 体力 4560

魔力 3120 魔力耐性 3075 瞬発力 4515 幸運 126

【スキル】

    剣術8 格闘術6 乗馬5 蒼炎術3 一刀流術7

剛腕6 炎熱耐性7 火魔法5 火炎魔法3 土魔法5 騎馬術4

【ギフト】

    魔法剣

【称号】

    炎術士 煉神流伯爵級 イアナの夫 イアナを愛する人 銀狼 


 強すぎた…。  

 銀狼ってなんだよ!人属だろ!!

 

 レナードは今年25歳あと18年でこの頂きに辿りついてみせるとそう心に誓う。



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