ようやく受付に
色々と考え事や気になることが多くて全然進んでいなかったが、ようやくギルドの受付までたどりつくことができた。
「遠かったなー、ほとんど立ち止まったり無駄な時間がほとんどだけど」
無駄に時間を使っただけだが、もうこの世界にきてもう二日目なのに何も進展が無いに等しい。
「もう登録しようと思うがもういいかー?」
ずっと待っていてくれていたようなので、さすがに悪かったかもしれない。
何度か声をかけていてくれたので反応はしていたのだが、気になることが多くてすぐに気づかないうちに立ち止まっていたようだ。
よく集中すると周りが見えなくなるというか……、その気になったことについて考える事が楽しくなって来て、周りのことが気づかないという悪循環を繰り返しているようで全く治らない。
大体答えがでないことが多いが、結論は自分の中で完結するまで考える事が好きなだけな自己中ともいえるのだけど……。
「帰ってきてたんですね」
近づいて来たのを見て受付の人が声をかけてきてくれたようだ。
「護衛も終わってもうすぐうちのメンバーも来ると思うぜ。
俺は、この嬢ちゃんをギルドまで先につれてきたんだ」
「そうです、その女の子はどうしたんですか?
さっきから何度も立ち止まっていたようですけど」
この受付までまっすぐなので当然なのだが受付の人にも見られていたようで、この人も声もかけずに待っていてくれたようだ。




