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魔女
ようやく受付に向かおうと動き始めたのはいいのだが……
「そういえば嬢ちゃん、聞きたい事があったんだがいいか?」
「なに?」
「魔物を一匹仕留めてもらった時に何をしたのかと思ってな」
「え?水をだして窒息したあとに、首もとを切っただけだけど」
「いやいや。
あまり見てなかったから気になったんだが、その水をどこから持ってきたのかと思ったんだが魔道具でも持ってるのか?」
「魔道具は気になるけどもってないよ、魔法を使っただけだよ」
「使っただけって……。
嬢ちゃんは魔女だったのか?」
「魔女って何、何か悪いの?」
「悪いも何も今じゃ魔法を使える人間がほとんどいないからな、むしろ優遇されてるくらいだぞ。」
「なら特に問題があるわけでは無いんだ」
「まぁ、嬢ちゃんがいいならいいんだが……」
特に悪い意味でなくてよかったけど、この世界では魔女のようだ。




