街に入る前のやり取り
身分証明できるものか~……。
当たり前だが持っているわけがない。
生まれた時やどこかの街や村にいるときに、身分証明できる物を発行するような世界なら、下手に嘘をついてもバレるしなー。
この事をどう切り抜けるか考えていると、
「その感じを見てると、持ってなさそうだな」
早々にバレました。
こうなったら素直に言った方がいいのだろうか?
「持ってないなら、ギルドに登録するといいかもな。
嬢ちゃんは少なくとも身を守れるみたいだし、他の街に行くときにも使えるにからいいと思うぞ」
「わかったギルドに登録する事にするよ」
「元々は犯罪歴や不審な人物を確認するためのものだからな。
嬢ちゃんを怪しいと思ってるわけではないから安心しな」
やっぱりこういう世界ではギルドとかあるんだ。
よかった。
こういう所はよくあるテンプレでよかったよ。
何とか切り抜ける事が出来て安心をしている間に、
「じゃあ、この嬢ちゃんの通行料は俺が払っとく。
俺らの仕事を手伝わした形になっちまったからな」
「嬢ちゃんはギルドに登録した後にもう一度来てくれ。
わるいけど、確認はしておかないといけないからな」
「わかったよ」
知らぬ間に街に入る事ができるようになっていた。
あまり心配をしなくても大丈夫だったようだ。




