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憑依屋

作者: さくらの

昨日もまた、仕事でポカり、やけ酒をあおりに、街を徘徊し二日酔いで目覚め、虚ろな状態で、出社して、美咲課長に小言を言われ、たぶん今日も何かやるんだろうと、憂鬱になっている。

美咲課長は元々、2期後輩の女の子だったのだが、入社時はかわゆかったので、色々と仕事を教えてたので、そのため業績が上がり、課長に昇進して、今じゃあごで使われ、ポカを叱責されてる!


そうこうしてると、案の定、美咲課長に呼ばれ、叱責を受け憂鬱である。


憂さ晴らしに、いつものごとく街に出かけて、酒場めぐりである。


いつもと違う、路地に迷い込み、憑依屋って看板が目にとまり、中に入ると、メニュウを渡され、開いたページのかわいい女の子の写真が目に留まり眺めてると、

「この子でいいですか?」

・・・え? 個々って風俗店? 目を丸くしてると、心を見透かされたのか

「違いますよ!、この子になりきるのよ!」と答えられ

個室に案内されソファに腰掛けていると、下腹が痛み出しトイレに駆け込むと、鏡には先ほどの女の子が、なんなんだ!?と思っていたが、自分がその子であり生理中であることを理解すするのに、時間がかからなかったが、夢でも見てるのかと、頭が混乱していたら、

「お時間です!」とお呼びがかかり、扉が開いた。

元の自分に戻り、個室を出て、メニュウに再び目をやると、生理中の記載がある。

どういうことかと、説明を聞くと、メニュウの子に憑依してその子として体験するのだと!

つまり、男が、女の生理中の大変さを体験できたのだ!

毎月こんな思いをしてるのかと思う一方でおくびも見せずに平気な顔でいることに、感心する!


全ての男がこれを体験すれば、女性に対して、もっと優しくなるのかもって思っている自分にも感心していた。


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