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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ホラー短編集

カレーを食べたい男の話

俺は自他共に認めるマヨラーの木口麻世(きくちまよ)!!

今日の晩御飯は豚肉を使ったカレー!!

俺は肉は自ら調達するというこだわりがあるのだ。

今回は宮崎産の豚を使ったのだ。

屠畜も自分でしたから結構大変だった。

豚が暴れたり逃げたりで……結構鬱陶しかった。

昔豚を殺して食べただけなのになぜか警察にも捕まったんだよね。

さっきカレーの話をしたけど、ちょっと肉が足りなかったからもう少し調達しようっと。

「はあ、はあ殺さないで……僕が何したっていうのさ!! いや……はあ、はぁ……もう走れない。来んな化け物!!」

「化け物なんて酷いだろ、俺はカレーの豚肉が足りなかった時にちょうどいいお前がいたから屠畜するだけだ」

「僕は人間だ、豚さんと一緒にするな!! というか誰か助けてよ」

「もう……黙れよ豚」

……ドンッ、ドンッドンッ!!

ウ〜ウ〜ウ〜

「凶器を置きなさい!!」

「ぬんっ!!」

ブン

「置きなさいと言ったんだ投げろとは言ってない!!」

バンッバンッ

「うっ、……俺はただ足りなかったカレーの豚肉が欲しかっただけなのに」

バタン

「なぜ撃った河口巡査!!」

「仕方ないでしょ投げてきたんですから!!」

バンバン

バタン……バタン

十分後

「さてさてこれで豚肉調達完了っと……良い夢見ながら死ね(寝ろ)よ」

俺には他人に幻を見せる能力がある。

俺はその能力を使い人間を殺し食べている。

元々は無能力だったが、母さんに喰われそうになった時に能力に目覚めた。

そして母さんを殺した。

その時無性にお腹が空いたので俺は吐きながらも母さんを食べた。

父さんを喰うときにはすでに体が慣れたのか吐かなかった。

俺の見ているこの景色も"幻"なのかもしれない

ぐうぅぅぅぅ

「お腹空いたな」

そんじゃっカレー食べますかっ!!


おしまい

見つけて読んでいただきありがとうございます!!

晩御飯で炒飯を食べていた時に降ってきました

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― 新着の感想 ―
ほほう、これはポークカレーを食べる時に思い出しそうなお話ですね。 確かに例の肉は豚肉に似た味がするとよく言われていますね。 そういえば古代中国には「両脚羊」という隠語があるのですが、本作の視点人物もジ…
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