ニックネームの温もり
私の愛称「いーちゃん」は、幼い頃からの温かい愛情の象徴です。家族や友人は、この名前で私を呼び、私にとって非常に特別な意味を持っています。
しかし、結婚してからは多くの人が私を「さん付け」で呼ぶようになりました。これは、私にとって新しい習慣であり、愛称を使う事の温かさを失ってしまうように感じました。
身近な人にこの感情を伝えたところ、「さんを付けて呼ぶのが誠意だ」と言われ、ますます距離感を感じるようになったのです。
そこで私は、自分の想いを伝える為に、SNSでのプロフィール名を「いーちゃん」に変更し、「いーちゃんと呼んで下さい」とステータスメッセージに加えました。
直接話せる人にはこの想いを伝え、理解してくれる人もいれば、そうでない人もいました。ニックネームの持つ親密さの価値を説明しようと努めています。
一方で、「相手を下に見たくない」「さん付けの方がしっくり来る」という意見も受けました。仕事や改まった場所での敬語は必要ですが、家族や友人間での敬語やさん付けはどうしても妥協できませんでした。
今、「いーちゃん」と呼んでくれる人々に対し、私の心は感謝でいっぱいになります。その声は、認められ、愛されているという確信を与え、私たちの関係の深さを再確認させてくれます。
だからこそ、このニックネームで呼んでくれる人々には、心からの笑顔で応え、感謝を伝え続けたいと思います。また、彼らが好む愛称で呼ぶ事で、温もりを共有する喜びを感じたいのです。