~予約制図書室とは?~
図書館大好きです笑
「「行ってきまーす」」
「あぁ、行ってらっしゃい」
ルイは、ユーリシアとマーベルを見送ると自分も準備を始めた。
「おはようございます」
最近慣れつつある王宮の転移室の控え室、そこに入るとコロッケンとエーリッヒが既に居た
「「おはよう〜」」
扉がガチャ、と開き
「3人とも早いな笑」
エリックが入ってきた
「今日は私とエーリッヒはメイスン教授の講義、ルイはマノン教授の講義、コロッケンは予約制図書室だったか?」
昨日も雷魔法が発現したのか、少し髪がちるちるしてるいるコロッケンが目を輝かせて
「はい!午前中の3時間取れましたので、私はこれから抜けます。エーリッヒ、その間は頼むな」
「あぁ、大丈夫だ」
「そもそも学院なんだから、危険は外よりも無いのだし、2人はもっと自由にして良いのだぞ?」
「そんな訳には行きません。次代の王となられる方を一時でも1人にしてしまった時に何かあってからでは遅いのです!」
「それに、メイスン教授の講義は私も受けたい講義なので何も問題ありません」
「ははは、そうか、そうだったな。」
「あの〜、すみません」
「ん?」
「予約制図書室とは?何ですか?」
「あれ?ルイは知らなかったか?あぁ、有名だから特にオリエンテーションでも言わないしな」
「ルイ!予約制図書室とは、禁術本以外の貴重な門外不出の本が置かれている部屋に予約をしたら入れるんだ。人数制限があるので予約はすごく待つけど、貴重な本が沢山あるんだよ、ルイも絶対予約した方がいいよ」
「そうゆう、私もエーリッヒも予約をしているんだよ、コロッケンの方が先だったけどね笑」
「コロッケンはだって、あれはフライングですよ。学生番号が掲示された途端、オリエンテーションを少し遅刻してでも予約に行ってたじゃないですか」
「あっ、それでコロッケン様は遅れてたんですか」
「あ〜、そうなんだよ。図書室にどうしても入りたくて、、、」
コロッケンは申しわけなさそうに頬をポリポリかいた。
「予約するにはどうしたら良いのですか?」
「簡単だよ。予約制図書室の扉の前に魔術版が置かれているから、それに学生番号と名前を記入すると、横に自動的に予約日と予約時間が表示されるんだ、その示された時に来て魔術版に学生番号を入力すると扉が開く仕組みさ!」
「えっ???それは、とてもすごい仕組みですね。」
「そうなんだ、この国の未来を担う学ぶ意欲のある者に出来る限りの欲する知識を!という事でで、当時の学院長が当時の陛下に掛け合って、許可を取ったんだ。」
「へぇー、すごいですね!」
「まぁ、当時の陛下と学院長は同級生で仲が良かったとも噂されてますが、だいぶ画期的な事ですよね。王家秘蔵とされてた書物を禁術とされている物以外全て寄付したのですから。
「うん。かなり五月蠅型方面から反対が出たようだけど、強行した様だね」
「で、更にこの2人がすごいのが、そうゆう図書室が出来たら高位貴族とか王家からも後々予約のゴリ押しが来そうだろ?そうゆうやり取りに時間を割かれるのも人材の無駄だ!と仰て、その当時の魔法使い等を集めて、その魔術版を作ったんだ。その時間に来れない者は入る資格なし!って事さ笑 だから、ズルが出来ない様に魔術版に名前と学生番号がある限りは新しい予約が入力出来ない仕組みなんだよ」
何故か、コロッケン様が誇らしげにそう言った。
「それはすごいですね!その様な魔法が、、、」
「あぁ。その魔法の解説書自体がもう我が国の宝の様な物なんだけどね。何とそれもその部屋では見れるんだよ笑」
「そうなんですか???」
「ふふっ、真似できるなら真似してみろ!と言わんばかりの強気だろ?実際に見ても複雑すぎてとても覚えれないらしい」
「そうそう、その図書室はノート等も持って入れないからね。扉の入口のセンサーが反応して荷物を入れる入れ物が運ばれてくるらしい」
「僕らも入ったことがないから、今日のコロッケンが1番乗りさ笑」
「ルイ君、君は風の魔法が使えるのだろ?僕と一緒に図書室に行って、予約をしたら、急いでマノン教授の講義実に向かったら間に合わないかな?」
「そうですね、その時に予約出来なくても場所も覚えれますし、コロッケン様、御一緒してもよろしいですか?」
「もちろんだよ笑 僕から話たんだしね。」
「では、またお昼にカフェテラスで」
「はい、お昼に」
「また後ほど〜」
そう言って、エリックとエーリッヒ、ルイとコロッケンの二手に分かれた
ルイとコロッケンは予約制図書室に向かう。
学院は宀の上がないというか、カタカタのコの字を倒した様な形をしていて、右奥が学院長の部屋、教授室、カフェテラスとなっていて、左奥の一角を全部使って予約制図書室と普通の図書館になっている。
ここだよ、黒くて重厚な扉の縁には文字が幾重にも刻まれている。明らかに普通の扉ではないその扉の横に4角の台座の様なものがあり、その上に魔術版が組込まれて居るようだ。
「この版に手を触れて」
コロッケンに言われて、ルイは版に手を置く、すると版が光り、横長の長方形の枠が出てきた
「そこに学生番号を入れて」
ルイは言われるままに、自分の学生番号を入れる
そうすると、また版が光り、学生番号の横に日にちと時間が表示された。2週間後だった。
「それが予約日だよ。まぁだいたいそのくらいだろうね。1回3時間で10名だから1日に入れるのは30人。平日のみだから、今いる学生のだいたい1番最後でしょw」
「すごい!すごい魔術だ」
「でしょ、ほんと凄いよね。それで今度は僕が手を置いて、学生番号を入れると」
扉に番号が表示され開いていく。コロッケンが入ろうとするとどこからともなく籠をぶら下げた梟が飛んできた。
そこにコロッケンは鞄を入れると、籠におそらくコロッケンの番号が光り梟は飛んでいった
「ふぅ〜、すごいなぁ」
いや、本当にすごい何から何まですごい。この国の魔法の髄を垣間見た感じだった。
「では、僕はいくね。お昼にカフェテラスで」
そう言って、コロッケンは中に入っていった。
コロッケンが中に入ると扉は閉まった。
ルイは、講義に遅れない様に疾風を纏いながら全速力で走った。
胸には今みた感動がいっぱいだった。
(すごい、本当にすごい。此処はすごい所だ!此処でなら文字を空中に留めておく魔法もスグに出来そうだ。他にもいろいろ戦闘に役立つ事が出来るかもしれない!)
ルイは珍しくワクワクと興奮が収まらなかった。
ルイはギリギリ、マノン教授が教室に入る前に席に着く事が出来た。
最初の講義はマノン教授の簡単な挨拶は魔法原理の話だったが、授業というものを初めて受けるルイにはとても新鮮で有意義な時間だった。
アクセス、良いね、評価本当にありがとうございます。読んで頂いてありがとうございます




