~ある家のある日々~
今日5月5日は、ちょうど去年のこの日に投稿を始めました。最初は不定期にぽつりぽつりでしたが、今年の1月1日から毎日投稿をさせて頂いてます。それでもちょうど1年かぁ〜と少し感慨深いです。
その日も朝からメイド、女中誰しもがその家は忙しそうに動き回っていた。
「奥様、絨毯が届いた様です」
「奥様、カーテンが届いたとの事です」
「わかったわ、セバスチャンはどこ?何をしているの?」
「執事長様は先ほど生活魔法使いの方々がいらしたのでその対応をしてらっしゃいます」
「そう!いらしたのね。それは良かったわ。では私が対応しなくては!絨毯の業者は少しお待たせしておいて、カーテンの指示をしたれスグに行きます」
「かしこまりました」
「ふぅ〜こんなに忙しいのって、いつ以来かしら?」
「ですが、奥様。聖女様にそのメンバー更に王子殿下方、公女様、この様な方々が一堂に起こし頂けるのは当家にとってはとても誉れな事でございますね〜」
ピーチフロマージュ夫人の横に控えていた、女中頭が誇らしげに言った
「えぇ、えぇ、本当ですよ。ピーチフロマージュ侯爵家の歴史の中にもない慶次ですわね。カノンの話を聞いた時には倒それそうな位に驚きましたが、その後の挽回ぶりも、また、倒れそうな位の出来事でしたわね。」
2人は頷きあった。
「お母様!」
そこへ、今日は縦ロールに巻いてなく、ストンとサラサラなストレートヘアのカノン様が、少し顔を赤くして、目を猫の様に釣り上げて声をかけた
「カノン?どうしたの?」
「恐れ多くも陛下からも、殿下方は聖女様の付添いであるし、公式ではないので、普段通りで良いとの手紙が届いたではないですか!」
「こんなに滅多にしないような、大事をされては、、、」
「まぁまぁまぁ、何を言うかと思ったら。カノン?」
「はい。」
「私達は、たまにはこの様に屋敷中を衣替えする時はあるでしょ?」
「えっ?そんな滅多には、一部分を替えたりはあっても全部を一変に替えるようなことは、、、」
「今回がたまたま全部替えたい時だった、それだけですよ。何も特別な事はしておりません」
夫人はにっこりと笑った
「そうなのですか?」
「そうですよ。カノンはもうすぐ商人が来る様なので、先に皆様にお出しするスイーツを選んでおきなさい。皆様がお喜びになりそうな物を選ぶのですよ。後ほど私もいきますからね。」
「はい、解りました。お母様。」
カノンの頭の中は、聖女様方にお出しするスイーツでいっぱいになりいそいそと去っていた。
「ふふっ、本当に可愛いわね」
「はい。お嬢様は大変素直で可愛らしいです」
「カーラ、私は何も殿下方とあの子の縁が出来たらと思ってこの様にしているのではありませんよ。」
「はい」
「当代の聖女様はお小さい頃から勉強と訓練をなされて、もう既に近隣の街の守護膜の張替えを成功成されております。その上、学園では上位クラスでの入学です。ひとえに特別な存在なのだからと、いう一言では終えらせられない努力をされてらっしゃる事は、容易に想像がつきます」
「本当にその通りでございますね。」
「聖女様だけでなく、そのお仲間の方もです。」
「その方々と仲良くさせて貰えることは、あの子にとっては何にも変え難い良い影響を与えてくれるでしょう」
「はい、そう思います。」
「という事で!後もう少し頑張りましょう!」
「はい!」
2人は力強く頷き合い、女中達に指示を出す為に歩き出した。
~ある日のある家の出来事~
いつもアクセス、良いね、ブックマーク、評価ありがとうございます。読んで頂いてありがとうございます。
昔勤めてた会社でお偉い様が来社する時には、事務職員全員で大掃除をしていた頃を思い出しました。きっとこんな風なんだろうなぁ、と思い描きました笑




