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夢見る夢子ちゃん!!!現実になる???  作者: みや
第1章 はじまりのはじまり
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~オンシジューム公とマーベル、ふたたび~

このメンバーはほんと勝手に動いてくれるので描きやすいです笑

森の中をほとんど物音立てずに走る大人の人影2つに、こちらはまだ少し音は出るが必死に2人に付いていく小さな人影1つ。


前方の少し大きな魔物にオンシジューム公とモーリー卿が疾風の刃をブーメランの様に当てる。

魔物は突然の攻撃に為す術なく倒された。


「マーベル、だいぶ付いて来れる様になったね」

「まだまだ付いて行くだけで精一杯です。物音はたってしまってますし、、、」マーベルは眉をヘニョンと下げた

「いやいや、教えて間がないのにすごいよ」

「そうですよ。さっ、少し早いですがお昼にしましょうか」

「はい!」

いつもの様に3人でBBQの準備をする。

するとマーベルが、腰に提げていたマジックバックからほかほかと温かいキッシュを取り出す

「これ、昨夜、お姉ちゃんが王都に行った時のお土産!王都で今人気のキッシュ屋さんだって〜どうぞ〜」

「おや?マーベルのそのマジックバックは時間を止める魔法も付いてるのですか?かなり良いものですね〜」

「?!そうなの!そうなの〜!!!お姉ちゃんが私の報酬分だよ、って言ってくれて、昨日王都で買ってきてくれたの!1週間程は時間が止められるの!このくまさんの飾りはあんじー様からのお土産なの〜」

マーベルはとても大事そうに、そして嬉しそうに2人に腰のバックを外して見せた。

(いやいや、マーベルちゃん、キッシュもそのバックの性能を見せたくて持ってきたでしょ〜。めっちゃ可愛いなぁ。子供ってこんなに素直で可愛いものなんですね〜。公なんて、すっごい優しい目でマーベルちゃんを見てますよ。これで子供が欲しくなって、お嫁さんも欲しくなってくれないですかね〜)

「ん?」

「それとね、これは〜」

マーベルはズボンに入れていた軍手の様な手袋を出し手袋をすると、マジックバックから昨日貰ったワンピースを出そうとした

2人はびっくりして

「待って、待って、マーベルちゃん。ここ森だからここで洋服とか出したら汚れちゃうよ?」

「大丈夫、大丈夫、少しだけ出すだけだから〜」

「いや、待ちなさい。マーベル、今日はこの後は館で軽くお茶にしよう。王都から取り寄せたマカロンもある。それを頂きながら見せて貰おうとしよう」

「???!!!マカロン?美味しそうな響き!それは何ですか?」

「ふふふ。それこそ王都で今人気のスイーツだ」

「すごい!あたしも食べても良いのですか?」

「もちろんだ、お昼を食べたら片付けて館に移動しよう。今日はせっかくだからゆっくりとお茶にしよう」

「わぁ〜い!!!すごいです!やったー」

マーベルはぴょんこぴょんこと拳を上に上げて飛び跳ねた


それから、マーベル達は焼きたてお肉とほかほかキッシュを堪能し、さっさと片付けて、館に戻った。

もちろん疾風となって。



館に着くと、オンシジューム公が女中さんにお茶の用意を言いつけると、スグにワゴンに色とりどりの小さなボールが潰れた様なコロンとはしない形の丸いお菓子がいっぱい乗ったお皿と紅茶が来た


「これがマカロンだ。このカラフルな色で味も中のクリームも違う様だ」

「うわぁ〜とても美味しそうですね!」

「ああ、何個でも食べると良い」

「ありがとうございます」

「残ったのはそのマジックバックに入れてユーリシア達へのお土産にすると良い」

「!!!???良いんですか???」

「もちろんだ、キッシュのお礼だよ。美味しかった。

さぁ、食べなさい」

「やった〜ありがとうございます!!!いただきまーす!」


マーベルは赤い色のマカロンを1つ取って口に入れた

「あっ、いちごじゃないラズベリー!これも美味しい!クリームだ、クリームにラズベリーがはいってる?」

美味しそうに食べるマーベルを見ながら、オンシジューム公もモーリー卿もマカロンを1つ食べて、紅茶を飲んだ。


興奮気味なマーベルはマカロンを3個ほど食べて落ち着き、残りはオンシジューム公が女中さんに言って綺麗にラッピしてもらったのでそれを嬉しそうにマジックバックに入れた。

そして、先程出そうとした、ワンピースと上着とスボンのセットを公達に見せると、これはユーリシアとあんじー様と色違いのお揃いであるらしい事を興奮気味に説明した

それを聞いていたオンシジューム公は


「ほぉ〜。お揃いかい?マーベルもその色のワンピースもセットのも似合ってるが、3人が揃うと華やかだろうね〜」

「えへへー」

マーベルは嬉しそうに照れた様に満面の笑みだった。


「ふむ。今度ここで色んなスイーツを用意するから、あんじー様達やそうだね、ルイ君も招いてお茶会でも開こうか?」

「えっ???」

「君たちは、これからそう言う機会も増えるはずだから場数を踏んでた方が良いだろ?」

そういう、オンシジューム公をモーリー卿は横目でチロっと眺め

(またまたぁー、もっともらしい事を言ってるけど、本当は自分が3人のそのワンピース姿を見たいんでしょ笑笑)

「え〜!良いんですか???」

「あぁ、構わない。日程を確認しておこう」

「わぁ〜!ありがとうございます〜!!!」


マーベルは早速家に帰ると、沢山のマカロンを半分は教会に持っていき、半分は皿に盛り付けた

「まぁ、教会に持っていってもまだこんなにあるの???」

「うん!沢山沢山貰ったの!」

「すごいな、美味しそうだ」

「美味しかったよ、夕飯の後で食べよう。後ねオンシジューム公がね〜」

マーベルからお茶会の話を聞くと、ルイもユーリシアも驚いたが、いつもマーベルがお世話になってるのでお礼も言いたいと思っていたので、喜んだ。


その頃のオンシジューム公は、モーリー卿に少しだけお説教をされていた笑笑

「お茶会なんて、良いですけど〜、ただでさえマーベルちゃんの修行で午前中空ける為に仕事詰め込んでのに、睡眠時間が減りますよ笑笑」

「大丈夫だ、俺には優秀な側近が付いてる笑」

公はニヤリと笑った

「まったく〜」

そう言うモーリー卿の顔を笑っていた。


アクセス、良いね、星印、本当にありがとうございます。読んで頂き嬉しいです。

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