~『みんなの胃袋』~
『みんなの胃袋』をドアを開けると、そこは確かにみんなの胃袋だった!!!
男性が多めだけど、お昼時間は少し遅い位なのにまだまだ人がいっぱい食べていた。
「いらっしゃいませ〜何名様ですかぁー?」
「8名です」
「お席別れても大丈夫ですか?」
「構わない」
「ではこちらにどうぞ〜」
あたし達が入って来ると、場違い感が半端ないのか、一瞬店内が静まり、また動き出した
奥の席に案内された
「当店初めてのご利用ですか?」
「あぁ。美味しいと勧められた」
ブルーノが意外にもずーっと対応してくれていた。さすがお兄ちゃん!か???
「当店はお昼時のメニューは決まってまして、特盛、大盛り、小盛の3メニューです」
小盛!必ず盛らないといけないんだ???
「特盛と、大盛の違いは?」
「特盛は小盛の2.5倍、大盛りは2倍位ですかね〜。冒険者さんはよく特盛食べてらっしゃいますね〜笑笑 結構なボリュームですよ〜」
「ふむ。では私は大盛りかな?あちらのテーブルには特盛を4つ、あとは、どうする?」
「僕も大盛り!」
「あたしも大盛りで!」
え〜ユーリシアちゃんも大盛り!!!
「あたしは、、、小盛で、、、」
「かしこまりました〜」
「ユーリシアちゃん、大盛りで大丈夫なの?」
「はい!すっごく美味しそうな匂いなので、お腹空いてきちゃいました〜」
ユーリシアちゃんは、困ったように笑って言った
「あんじーは小盛で良いと思うよ、食べ過ぎたらスグに胃が痛くなるでしょ笑」
「う〜そうたけど!みんなが大盛りだから、一瞬悩んじゃったよ!!!」
それから、そんなに待たずに【ジュージュー】と音をさせて熱々の鉄板にお肉がどっさり乗ったのと、ご飯とスープがきた。
「こちらのお肉は、採れたての牛、豚、鳥にその日の魔肉です。今日はパイヤのお肉です!少し野性味ありますが身も引き締まって美味しいですよ〜。お好みでテーブルにある塩やタレをお使い下さい」
すっごい!あっちのテーブルに運ばれる特盛!お肉もりもり!護衛騎士さん達、みんな引き締まってるのに、あんなに食べれるんだろうか???
大盛りもかなり多いよ???
小盛でも全種類乗ってるし、十分な量だよ!!!
「あっちの特盛でもいけましたかね?笑笑 まぁ、でもまだまだ食べ歩きは始まったばかりですしねwww」
ユーリシアちゃん!!!どこにそんなに入るの???
「特盛でもいけましたかね?笑笑……」
ユーリシアちゃんが、びっくりする様な事を言うと、驚いたのは私だけなのか、ブルーノもシャルルも笑ってる
「ユーリシア嬢は、身体強化の魔法が得意だから体力をとても使うのだろうな笑」
「そうですね笑 燃費良くないですねwww 普通の量でもお腹いっぱいではなくても、それはそれで大丈夫なんですけどね笑 このお肉ほんと美味しいですね〜♪」
「このパイヤのお肉、、、あたし、ちょっと苦手かも、、、野性味する~」
あたしは少し悲しくなった、初めての街歩き!お残しとかはしたくないけども!でも、、、
「あんじー、ちょっとこのテーブルのタレをつけて食べてごらんよ」
「その小皿にタレを入れて、その果実も搾って入れると、パイヤのお肉の臭みがなくなるよ?」
シャルルにそう言われて、あたしもそうしてみる。この果実、檸檬かな???檸檬の小さいのみたいだ、、、半分に切られてる。少し多めに果実を搾った
「あっ!ちょっと果実の味がして、臭みがなくなる!お肉美味しい!!!」
「だよね笑 良かった」
その後は、みんなでワイワイとお喋りしながらご飯を食べる。
「完食!!!美味しかった〜」
食後のデザートに、柑橘系のシャーベットが出てきた。口がさっぱりとする、ありがたい心配りだ。
「では行こうか。ここは僕が払うからね。父上から資金は頂いている。」
「え〜〜!やった〜!ありがとうございまーす、ごちそうさまでしたぁ〜」
「あたしまで良いんですか?」
「もちろんだよ、気にしないで笑」
「ありがとうございます、ごちそうさまでした。」
あたし達は店を出ると、向かいにあるキッシュのお店で帰りのテイクアウトの予約注文をした。
お腹いっぱいなので、落ち着いて店内を見渡す事が出来た。
キッシュは色々な種類があり、ワンピースずっ買えるので、あたしは気になるキッシュをワンピースずつでワンホールになる様に買った。
「あっ、その買い方良いですね、あたしもそうしよう」
ユーリシアも気になるのをワンホールになる様に買った。
意外にもシャルル達も買っていた
「シャルル達、帰って食べるの?」
「うん。兄上が今回参加出来ないのをとても残念がっておられたからね、お土産買わないと笑」
「あっ、そっかぁ!そうだね〜。あたしも後で何か見つけたら、エリックにいにお土産買おう〜」
「うん。喜ぶよw」
キッシュのお店で注文をすると、あたし達は中央広場に向けて歩き出した。
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