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夢見る夢子ちゃん!!!現実になる???  作者: みや
第1章 はじまりのはじまり
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~首長登場~

ケ・セラ・セラ...♪*゜

少し主人公の気持ちを付け足してます~

~ 窓からきらきらと優しい朝陽が入ってくる


(ん〜、すっきりしたなぁ)あたしは、腕を上に上げて、ん〜と、伸びをする。4歳児の身体だからそんなに伸びないけどね。


あたしが1階に降りると、家族3人が既に朝食の準備をしてた。


今日の朝ごはんは、牛乳と少し硬めのロールパンとスクランブルエッグ、カリカリジューシーなベーコンとトマトだ。


家族4人で美味しくいただきます!

今朝はおばあちゃんにベーコンに間違われなかった。


食べ終わった頃、玄関ベルが叩かれた。

(朝から珍しい誰だろ?)


「プロットさん、おはよう。首長のデンドロビウムだ!

朝からすまないが、アンジーちゃんが昨日目覚めたと聞いて。報告がある、」


~この街はこの国の4大公の1人でこの街の名前でもある、ファレノプシス大公が治めているけど、大公は普段は王都に居るので、ここは大公から任されている、首長が実質任されてる。その首長の名前がマリム・デンドロビウムさん。


「首長、おはようございます。どうなされんですか?」


首長を中に招き入れて、ハーブティーのレモングラスをだす。


あたしが部屋に戻ろうとすると、


「あ〜出来ればアンジーちゃんも一緒にいいかな?」


少し小太りで人の良さそうなグリーンの瞳に茶色混じりの金髪の髪の首長が 人の良さそうなにこにこ顔で言った。


あたしは(クラゲの事かな?)と、思いながらも座った。


「どうなさったんですか?」

「先日、アンジーちゃんが魔物に襲われた際に、アンジーちゃんから眩い光が出て魔物を退けただろ?」

「私が駆けつけた時には既に魔物は居なくて、ぐったりしたアンジーが街の人に抱えられて北門から戻ってくるところでしたので、光は見てないんですよ」

「うむ、そうか。だが実際に何名か目撃者が居てな。それで、教会の耳に入った様なんだよ」

「教会ですか?」

「うん。それで、アンジーちゃんが魔力が高いのはその瞳と髪の色を見たら一目瞭然なんだが。

光となると、護り(ガーディアン)の可能性が出て来る。」

「「「ガーディアン???」」」


~~~ガーディアン~~~

王都と街に結界を張っている とても貴重な存在。

(結界の中には魔物が入れないからね)


「うむ。通常は魔力の検査は8歳になってからやるだろ?」


「ええ、そうですね。幼児の間は不安定という事で」


「だが、今回はアンジーちゃんを検査したいと。1ヶ月後に王都の教会本部から枢機卿がいらっしゃる。」


「「「枢機卿!!!」」」


「ああ。ガーディアンだとして、その魔力量。どのレベルのガーディアンなのか どうしても確かめたいらしくてね。

もぅ、知っているだろうが、長いことプラチナガーディアン様が不在だ。

その影響でだんだん護りの効果が弱まって来ている。」


「そぅですね。その為、ずいぶん人里近くにも魔物が出てくる様になってきてますね。」


「あぁ、現在いらっしゃるガーディアン様達が補強はされておられるが、あくまでも補強だ。プラチナガーディアン様がいらっしゃらないと、新たに結界をかけ直す事は出来ない。

だから国王も教会本部も焦っていて、ガーディアン情報を集めていらっしゃる様だ。プラチナ様が現れたらすぐに保護できる様に」


「まぁ、アンジーちゃんはまだ4歳なので、ガーディアンだとしてもスグに教会に保護されるワケではないと思うがね。」


「それでは、1ヶ月後によろしくお願いしますね。」


そぅ言って、首長さんは帰って行った。


「「「はぁ〜」」」

「枢機卿かぁ〜」

「ガーディアン」

「まぁ、今から考えてもしょうがなかろう?とりあえず、なる様になる! なぁ?アンジー」

おばあちゃんは、そう言って あたしに向かってにっこり笑った。

そのおかげで、とんでもない事になったと、内心不安定でドキドキしていたのが 少し治まった。

それに、あたしは、ずーっと何かになりたくて前は空想、妄想笑?ばかりしていた。

実際に何かになれるかもしれないのに、不安がっててもしょうがない!

なる様になるさ!ケ・セラ・セラ...♪*゜と、いきたいところだ。


はっ!そうだ!


「おとうさん!」

「ん?」

「今度北門の森に行きたいです!」

「えー???」

「くらげさんが呼んでる気がするです!お父さんはS級冒険者だから、お父さんが一緒だったら森に行けるでしょ?」

「いや、確かに私が一緒なら行けるが、それでも森は危険だ、、、」(お父さんは実力もとびっきりあるS級冒険者。普通の魔道士よりも強い)

「オトンヌ、連れて行ってやれ。また、そのくらげさんとやらに勝手に連れられて行かれでもしたらそれこそ危険じゃ。」

「それもそうですね。それならもぅ少しアンジーが回復して3日後位はどぅかしら?あなた?」

「うーん。そぅだね。アンジー、絶対にお父さんから離れないと約束出来るかい?」

「うん!離れない!コアラみたいにひっつくよ!!!」

「コアラ???」


(この世界にコアラはいないのかも、あんじーは慌てて首を横に振った)

「あっ、なんでもない。とにかくお父さんから絶対に離れないです!!!」

「よし!それなら3日後で良いね」

「はい、お父さん、ありがとうございます。」


良かった!!!よくわかんないけど、とりあえず森に行ったらくらげさんに会える気がするな!

次回はくらげさんに会えるかなぁ〜

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