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夢見る夢子ちゃん!!!現実になる???  作者: みや
第1章 はじまりのはじまり
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~男子だけのお茶会 2~

コロッケン殿の話は続いた

「あの時は、びっくりして咄嗟に避けたら、姉上様方は、『あら?意外に動けるじゃない笑』って言って、さっ、とりあえず走るわよって言って、僕のお尻を木の剣で叩きながら追いかけて来たんだ」

「あの時のコロッケン、、、」

エーリッヒ殿は思い出したのか、くすくす笑いながら

「何がなんだか解んないって泣きそうな顔をしながら姉上達から逃げ回って、、、」

「それは、そうだよ。僕はお尻なんて父上からも母上からも叩かれた事なんてなかったからね。それを突然友達のお姉様方に叩かれるんだよ、ルイも想像してみてよ、ある意味恐怖だよ〜」

「でもそのお陰で、コロッケンの魔術は1歩前進したんだろ?」

エリック殿下がくすくす笑いながら言う。

「前進ですか?」

不思議に思って聞くと

「そうそう、コロッケンさぁ、一生懸命姉上達から逃げ回ってね、とうとう2人に挟まれたんだよ。上の姉上が先回りしてコロッケンの前に突然現れたんだよね?」

「そうだよ〜一生懸命逃げてたのに突然、目の前に姉上様が飛び出て来たんだ、あまりにびっくりして」

「コロッケン、ギャッ!って、叫んで発電したんだ笑」

「発電???」

「そうあれはなんて言うか、急に空から雷が落ちて来たみたいに、コロッケンの身体の周りに雷が現れてバチバチってしたんだよ」

「僕もびっくりしてね、慌てて駆けつけて、姉上達も突然の事に驚いてて。コロッケンは下を向いて震えてるから、これはやばい何かの現象か?と思ってね。やばい事になったって思ったんだよ。」

「そしたら、突然、コロッケンが『やった!!!僕にも父上と同じ様に雷魔法が現れた〜!!!』って、叫んだかと思ったら飛び跳ねてね」

「とうとう頭がおかしくなったのか?と、本当に驚いたよ、、、姉上達もすっごいびっくりした顔をしてね。2人のあんなに驚いた顔は初めてみたな笑」

「エーリッヒ、言い過ぎだろ?頭がおかしくなったなんて」

「いや、言い過ぎではないよ。だって、ルイ。このコロッケンの髪、これが突然の雷魔法でちりちりになってるんだよ?それなのに喜んで飛び跳ねてるんだ。みんな唖然とするのも解るだろ?」


「そうですね。髪の毛がちりちりですか、、、」

コロッケン殿の髪の毛は癖があるのか、柔らかいウェーブがかかってるみたいになってる


「うん、まぁ、あの時の僕はよくみんなから父上にそっくりだそのうち雷魔法も使える様になりますね、と言われてもぜんぜんその気配がなくて悩んでたんだ、、、そしたら姉上様達のおかげ?というか、、、発現して、、、まぁとても嬉しかったんだよ」

そう言って、コロッケン殿は照れ臭そうに笑った


「さすがに、あの後姉上達は両親から大目玉をくらってね、、、他所様の大事な子供になんて事をって、暫く謹慎とか言われてたんだよ。父上も謝罪の手紙を書いてね」


「そしたらさぁ!」

ダンッ!とコロッケン殿がテーブルを両手で叩いた

「僕の親ときたら、僕のチリヂリになった髪を見て笑っただけじゃなくて、姉上様達に感謝の手紙を書いたんだよ〜!!!<運動もさせたいと思ってたけど、本人が好きじゃなくてついつい可愛くてさせれなかったって、家に居たら皆が甘やかしてしまうので、そちらに遊びに行く時にはどうぞよろしくお願いします!>なんて、内容を〜」

「そうそう、それで姉上達の謹慎も解けて、あの後コロッケンは週3位は家に来てたねw」

「そうなんだよ〜。母上が僕が一日中本を読んでたりしたら次の日は問答無用で僕を馬車に乗せて、、、送り出すんだ、、、泣いてもダメで、、、馬車から降りたら姉上様達が待ってるし、、、」

コロッケン殿は眉を下げて恐怖体験を思い出すかのように言った

「アッハッハッハッハッ、でもそのおかげでコロッケンは今は本当にぽっちゃり体型じゃないか、あの時は確かに鞠の様だったからね」

エリック殿下が笑いながらそう言った。

「そうそう、あの後からは一生懸命姉上達から逃げて、コロッケンが発電したら、少し休憩という修行スタイルになってたね。ルイ、コロッケンの髪はね、本当はさらさらだったんだよ、、、今では少しウェーブがかかってるみたいになってるけどね笑」

「何度も発電してる内に、髪質が変わったというか、チリヂリではないけど、ウェーブがかかってしまって。それだけはお母様が悲しそうに、、、あんなにさらさらだったのに、、、って、言うんだ。自分で僕をエーリッヒの家に送り込んでたクセにさ!」

すごいなぁ、何とも楽しげな御家族方だなぁ〜。

俺も両親が生きてた時には近所で遊んでたっけ〜ずーっと忘れてたなぁ、、、なんか、こうゆう時間も良いなぁ。


ルイは4人でお喋りしながらのこの時間がすごく時間がゆっくり流れている様で、妹達と居る時とは違った居心地の良さを感じていた。



「そんなわけでね、コロッケンは雷の魔法を調べてるんだよ」

「雷な魔法」

「そう。雷の魔法は上位種であるんだけど、研究はほとんど進んでない。進んでない理由が、この国では使えるのがほとんど居なくて、ハーベスト家にだけ、コロッケンの様に使える者が現れるんだ。だから研究出来るのはハーベスト家だけになってしまってね」

「そうなんだ。父上も研究してるけどなかなか進まなくて、、、だから、私もこの学院に居る間に少しでも研究を進めたいんだ」

「そうなんですね。オンシジューム公は、ハーベスト家と繋がりが?」

「おそらくオンシジューム公は血筋に現れたというよりも、後から何らかの方法で使える様になったのではないかな?」

「そうなんだ、だから私も1度オンシジューム公とはお話をしてみたいんだよ」

コロッケンは眉を困った様に下げた


「しかもオンシジューム公が雷魔法が使えるなんて、この前の件で解ったくらいだから、オンシジューム公も公にはしてないんじゃないかな?」

「そうなんですか???」

「僕もエリックから聞いて驚いたんだ!」

そう言って、コロッケン殿は1口サイズのケーキを食べた

「あっ、これ中に苺入ってる美味しい〜」

俺も食べよう。


「今までハーベスト家以外で使えた、なんて話を聞かなかったから、公に話を聞きたいけど、今オンシジューム街は復興の真っ最中だから公も忙しいだろうし、なかなかタイミングがむずかしいんだ」

「そうなんですね。エーリッヒ殿はどの様な研究を?」

「私は魔法を武器に纏わせられないかと思ってね。身体強化もあれは魔法を身体に纏わせてるだろ?それを考えたら武器にも出来るんじゃないかと思ってるんだ。だけど、無機質な武器にはなかなか纏えなくて、、、それをこの学院に居る間に完成させたいんだ。卒業したら、エリックの側近として研究ばかりは出来ないからね。」

「そうなんですね!それが完成されたらすごいですよ!」


「ああ、でもルイも似たようなものだろ?空高く文字を魔法で描いて少しの間、固定させる。それもまだぜんぜん誰も研究してない、空中に留め置くのも武器に留め置くのも共通点があるかもしれないから、お互いに協力し合おうじゃないか!」


「はい!よろしくお願いします」


そうして、お茶会が終わった。後は受講する授業の単位を選んで提出して終わりだ。


今日はとても楽しい1日だった。同年代との語らいがこんなに楽しいものだったとは。

読んで頂いてありがとうございます

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