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夢見る夢子ちゃん!!!現実になる???  作者: みや
第1章 はじまりのはじまり
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~ルイ 編 / ルイとエリック殿下とゆかいな仲間達~

今日からルイ編です。

「おはようございます」

「あぁ、ルイ、おはよう」

教会の転送陣から王宮の転送陣へと転送し、隣の控え部屋に居ると、エリック殿下がきた。


今日から学院に通う。俺にそうゆう事をする機会が来るとは思ってもみなかった。小さな妹達と食べていく為に働く事しか考えて居なかった。教会預かりになってからはだいぶ待遇は改善されたが、マーベルには学園に通わせたかったので貯金を優先した。本当はユーリシアも通わせたかったがユーリシアが俺と冒険者として依頼をこなす事を優先させて、学園に通わないと言ったので出来なかった。ユーリシアはたぶん俺に負担をかけたくないと思ったんだろう。俺は自分が通えなかった分、妹達には普通の子供みたいに学園に通えるなら通って楽しんで欲しかった。ユーリシアにそう伝えたが、あの妹は頭を縦には振らなかった。

それで諦めていたのに、まさかユーリシアも俺にまでも学べる機会が来るなんて。


思えば教会にはとても良くして貰ってる。アンジー様のパーティに参加出来たのは俺の最大の幸運だ。教会でこの歳で冒険者として依頼をこなし、実力が認められていて、歳も同じ位だったとしても、教会の幹部達の中には自分達に縁のある者を推薦したい者達は沢山居たと聞く。

だがまず法王様自体が実力主義で賄賂とかコネを受けつけないとても高尚な方だ。

推薦したい者達、即ちほとんど未成年でこれからの者たちだ、実績も無いのに、殿下方のお荷物にするつもりか!守護の貼り直しは修行とはいえ国の最優先されるべき事業、万が一にも何かあったらどうするのだ!と一蹴したらしい。

おかげで他に対抗馬が出ることなく俺たちに決まった。

とてもありがたい事だった。旅の終わりに支払われる報酬もとても高額で貯金も出来た。

俺たちはアンジー様のパーティに参加する条件として、全ての事業が終わるまで教会寄りになる事を契約している。それにもぜんぜん後悔していない。契約が終わるまでしっかりと貯金できるし、しかも冒険者の報酬から半分は教会に寄付しているので、教会側が俺たち3人は教職員達の部屋の離れにある独立した小さな建物に3人で暮らせる様にしてくれた。小さいといっても3人で暮らすには充分だった。


その建物に3人で引越した時の感動を今でも覚えてる。やっとここまできた。という思いだった。俺はうっすらと涙が出てきそうになるのを何とか堪えて居ると、マーベルは泣いて喜びユーリシアも泣き笑いしていた。

その日を俺たち3人の記念日にし、街で評判のスイーツ屋さんで大きな苺のホールケーキを買うと言う贅沢をして、3人で祝った。

苺のケーキは甘すぎず、苺の甘さと酸っぱさにクリームの甘さが上手く溶け合って、とても美味しかった、忘れられない一日だった。


俺たちはこれからもパーティのお荷物にならない為にも、こんな機会をくれた国や教会に恩返しするためにも、この与えられたチャンスを活かして学ぼうと誓った。


今日がその第1歩だ。



「待たせたな」

俺が気持ちを新たに引き締めていると、エリック殿下とお付の方々が部屋に入ってきた

すぐに立ち上がると

「いえ、今来たところです。おはようございます」

「あぁ、おはよう。これから同じ学院に通う、私の侍従、後々は側近になるメンバーを紹介しようと思ってね。修行の旅には同行出来ないから、ルイは初めてだろ」

「初めまして、これからよろしく。エーリッヒ・パンテオンだ。ルイと呼ばせて貰って良いかな?私の事もエーリッヒで構わない。」

「はい。ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします」

殿下の後ろに控えていた、深い赤い髪を肩上で揃え、目は赤みがかった深い黒色の切れ長の目をしている、身体付きもしっかりしている美丈夫と言う感じの方から挨拶してくれた。

「私はコロッケン・ハーベストだ。私もルイと呼ばせて貰うますね。私の事もコロッケンで良いです。」

こちらは少しぽっちゃりした体型で、髪は赤みよりのオレンジで瞳はあまり見た事のない黄色の瞳でにこにこ笑ってらっしゃる。だけどなんだかその瞳は心の中まで見通しそうな理知的な瞳をしている。


「はい。ありがとうございます。私の事はルイで構いません。ですが、申し訳ありません、エーリッヒ様とコロッケン様とお呼びしてよろしいでしょうか?」

そう言うと、2人はキョトンとして顔を見合わせて

「呼び捨てでも構わないが?」

「いえ、すみません。とてもハードルが高くて、、、」


「はっはっはっ!まぁ、ルイに急に呼び捨てにしろと言っても難しいだろ笑っ」

エリック殿下が間に入ってくれた


「そうですか、まぁ今はそれで構わないですよ」

「2人はハーベスト侯爵とパンテオン侯爵の嫡男だ。パンテオンを見た目でも解る様に炎の使い手で剣も得意だ。ハーベストはその特殊な瞳をしているから分かりずらいかもしれないが、雷の使い手と学者肌だ笑 2人とも気のいい2人だ。」


「私は雷の使い手と言ってもまだまだ使いこなせていないので、学院ではまず雷の特性から学ぶつもりです」

「雷は上位級になるから使いこなすのも奥も深いと言われている。希少魔法だ。」

「オンシジューム公も使われてましたね?」

「うむ。公はおそらく後天的に使える様になった方だろう。それもそれでとても難しい事だ。コロッケンは前天的に使えるのだがそれもそれでとても使いこなすのに時間がかかる。まぁ、コロッケンはじっくり考えるタイプなので合っているのだろう」


「はい。ですが、さすがに家からもハッパをかけられてます。学院に通っている間に完成しろ笑とw」


「ハハハ、コロッケンの家らしい」

いつも読んで頂いてありがとうございます感謝してます

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