~マーベル野生開花 ~
もう少しマーベル編です
マーベルは更に集中してお願いする
〈風の精霊様、お願いします。奥にいる少し大きめの魔物をもっと見せてください〉そうするといつもならぼんやりと影の様にだいたいの大きさとか個体の数しか感じれなかったのが、だんだんと形がしっかりと感じれる様になってきた、そうか風が感じている物を感じれるんだなぁ
「どうだ?」
「はい、森の暴れん坊猪のパイヤが奥に3頭ほど、手前には一角のアルミラージです」
「なるほど!上出来だよ。では行きますか。ついておいで」
「はい!!!」戦ってるのが見れる!いつもはサーチしてて見れないかったから、見たいと思ってたんだよね!ラッキー!!!
マーベルは邪魔にならない様に公様とモーリー様の後ろに離れない様について行った
公様のブーメランの様な風の魔法でスパーン!と、アルミラージの首が飛んでいった
〈あれは、風の魔法???もしかして、公様、風の魔法でも充分攻撃出来ることを教えてくれてる???攻撃出来るなら、めっちゃ嬉しい。サーチだけじゃなくてもお役に立てる〉
遠くにパイヤが見えてきた、まだ向こうは気づいてない。
「おっ、ビンゴだな!パイヤだ、美味しそうだね〜」
「ですね〜」
「あれは、身体能力は高いからこっちにこられたらめんどくさいから一気にいくよ、私が左側の2頭、モーリーが残りの1頭ね!」
「はい、了解しました!」
2人は簡単に打ち合わせすると、
「マーベル、音をなるべく立てずに走るんだ。風に任せれば出来るよ」
〈はっ!そういえば2人からはぜんぜん足音がしない〉
「解りました!」
マーベルは自分の周りにいるであろう風の気配を感じた。
〈うーん、難しい!風になりたい、風になりたい!〉
マーベルは少し焦るあまりに無我夢中で心の中で唱えた
クスっと、風の精霊に笑われた気がした時に、ふっと前を走る2人の気軸が見えた、あっ!ただ走ってるんじゃない、風の流れの中を走ってるんだ
マーベルはそう気づくと、2人と同じように風の気軸の流れに任せて走り出した。
オンシジューム公は内心とても嬉しかった
〈自分でサーチ力を力技で行使している時点ですごく風に愛されてる子だなぁと思ってたけど、ほんと風の魔力を使いこなすのが早いね〜〉
「そろそろパイヤが見えて来たね。今度見せる魔法は今のマーベルには早いけど、こうゆう使い方もあるんだって感じで見ていて」
「はい!」
オンシジューム公はパイヤに向かって
「雷と風よその力を私に、光輝け雷風の刃」
公様はそう言うと、前方に向けていた手を左から右にシュっと空を斬った。その手の先からさっきとは違うブーメランの光ったのが鋭い刃となってパイヤをビリ斬り裂いた。
横でモーリー様は
「水よ、その身を凍らせ氷のの刃となり力を与えたまえ」
モーリー様は右側の1頭に、氷の刃を放った。
ほぼ同時に3頭仕留めた。
「すごいです〜早いです〜」
マーベルは初めてみる戦闘に少し興奮していた
「マーベルちゃん、どうして炎じゃなくて、雷や氷で仕留めたか解るかい?森に火が飛び火しない為とか火の魔力が少ないからというの以外に思いつくのはあるかい?」
「えっ???その2つ以外にですか???」
「えっと、えっと、うーん、あっ!早く仕留めるためですか???」
「ふふ、違うよ笑 見てごらんパイヤを、頭が飛ばされて死んでるだろ?という事は心臓の方にある魔核は綺麗なままだ。魔核は状態が綺麗であれば綺麗であるほど、大きければ大きいほど、ギルドで高く買い取ってくれる」
公様はそう言うとどこからか取り出したナイフでパイヤから魔核を取り出した。そして水の魔法で綺麗に洗ってからあたしに見せてくれた
「ほらね?綺麗だろ?」
「はい。コレが魔核、、、」
「そう。魔核はけっこうな値段になるから覚えておくていい。これはあげるよ」
公様とモーリー様があたしにパイヤの魔核をくれた
「いいのですか?あたしは何にもしてないです〜」
「良いよ、今日の記念にね」
「では、お昼はこのパイヤとアルミラージのBBQでもしようか!」
「えっ??? ここでですか?」
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