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夢見る夢子ちゃん!!!現実になる???  作者: みや
第1章 はじまりのはじまり
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~~オンシジューム街の防衛戦 2~~


【この街も、少し前までは人が集まって賑やか過ぎて気持ち悪かった。守護が弱まり我々がちょっと遊びに来てあげただけで、みーんな街の中に籠って大人しくなったキャーハッハッハ】

【ほんとスッキリ、毎日毎日、楽しげに陽の気をばら蒔いて 気持ち悪かったこと】忌々しげにマンティコアが、その黒い髪に黒い瞳、陶磁器の様な白い肌、見た目は美女なその顔を歪める。

【この位 大人しくしてるなら、生かしてあげても良いけどね〜アッーハッハッハ】


「なんだ、参加したかったのにさせて貰えなくて拗ねてたのか笑 言ってくれれば、見学くらいはさせてやったのに」

「本当に、ちゃんと見学料さえ払ってくれたらですね」


【はっ???】

【お前達は馬鹿なのか?】

【頭がおかしい、おかしな人間 おかしな人間の相手をするほど暇ではない】

【暇ではない〜】


「いや、じゅーぶん暇だろー、わざわざ二重奏で喋ったり」

「芸が細かいですね笑」


マンティコアはまるで相手に出来ない、という風にその黒い瞳をオンシジューム公達からアンジーに向ける


【それにしても、この小娘は耳が悪いのかい?】

【反応無さすぎ〜 楽しくない〜変な小娘〜】


「お前たちのその雑音を聞かせる必要もないからな」

「そうですよ、それにしても魔物達は暇なんですね〜。まだ守護膜もきちんと外れてないのにギャーギャーギャーギャーと」

「全くだ、私達はそんなに暇ではない。時間外手当を貰いたいくらいだ」


【お前たちは何を言ってるんだ?さっきからおかしな事ばかり、頭がおかしいのか?⠀】

【お前たちが逃げ惑う様を1番良い場所で見る為に来てあげたのさ】

【キャーハッハッハ】

【アーッハッハッハ】


『バサバサバサバサ』と空中をマンティコアとヌエが飛び回る


【小娘、そんなに自分だけ一生懸命頑張って虚しいだけだよ、どうせ人間は滅びるのだから】

【ムダよ、ムダ〜】

【どうしてガーディアンが少ないのか、どうして自分だけがこんな事をしないといけないのか、考えてごらん】

【コレが全て無駄なことなんだよ、もうやめなよ、バカバカしい〜】


「うるさい!!!」

「あんじー様に変な事言うな! この顔だけ女達!!!」

マーベルは、サーチする為に座っていた椅子から立ち上がり、マンティコアを睨みつけた


【なんだい、このおチビちゃんは、、、】

【顔だけ女って、あたし達の事かい???⠀】


「そうよ!ちょっと顔が綺麗かしらんけど!声はキーキーしてうるさい!身体は寸胴だし、ぜんぜんボンキュッボンしてない!本当に顔だけじゃんか!顔だけしか取り柄がないのにあんじー様の邪魔するな!!!」

マーベルは両手で握り拳を作り、眼を釣り上げた


その様子に一瞬、驚いて固まったオンシジューム公達


「マーベルちゃん、うん、落ち着いて。今からお兄ちゃん達が静かにさせるからね」

モーリーがマーベルの両肩をぽんぽんと優しくたたき

「ほらマーベルちゃんも、あんな雑音は聞かなくて良いからこの耳栓の道具をあげるよ」


「あっ、すみませんでした。ついでしゃばってしまって」

マーベルは恐縮して、頭を下げる。

「いやいや、いいよ、気にしないで。言いたい事は遠慮なく言っていいからね」

(オンシジューム公は肩を震わせて俯いて笑っていた、、、)



 マーベルは耳栓を受取ると渋々と、まだ言い足りないとでも言うように、マンティコア達を睨みつけ、椅子に座りなおした~~


「いや、この子達はほんと度胸があるというか、面白いね〜」

「そうですね笑 でも確かにうるさいですし、今いる分だけでも終わらせますか」


『水よ、球体となり、敵を攻撃せよ ウォーターボール』

モーリーが詠唱すると、近くに来ていた、ヌエやマンティコアに水球が当たる


【アッーハッハッハ、何をするのかと思ったら、小便小僧の小便みたいな 小便ボール】

【こんなの痛くも何ともない、小便ボールだギャーっハッハッハ】

【こんなものか人間、コレが攻撃か???アーッハッハッハ 笑わせてくれるわ!!!】


「出し惜しみしてるから、小便ボール言われてるぞ、モーリー。それにしても品がないなぁ〜あいつらは」

「全くうるさいですよ、公!さっさと決めて下さい。やりやすくしたんですから」

「はいはい」

「雷よ、その天の威力を敵に示したまえ、サンダースパーク!」

オンシジューム公が唱えると、手を前に突き出し、周囲に居る魔物に向かって雷を放電した

すると、先に水球に当たっていた魔物達に、『バチ!バチバチ!』と音がなり、感電した。


【ギャーっ!】

【ギャッ!⠀】

感電した魔物達が真っ逆さまに落ちていく。


「ふっ、こーゆーのなんて言うんだっけ?」

「猿も木から落ちる!だっけ?」

「うーん、違うと思いますけど、、、言いたい事は解ります。要は間抜けって、言いたいんですよね?」

「まぁ、ハッキリ言えばそうだな」

オンシジューム公がニッと笑った。


【ふん、馬鹿な奴らだ。これしきの事で⠀】

【間抜けにも程がある、、、恥をしれ】

残っているマンティコアは、落ちていくヌエを一瞥してそう言った。


「さすが魔物、黒いもの達よ。仲間意識とかは皆無だな」

オンシジューム公が蔑んだ様な目でみた。


【仲間?仲間などではないわ笑 わらわ達の陰にいつもいる様な輩だ】ふん! マンティコアがそっぽを向いた。


「それにしても何かを待ってるかの様ですね」

「ああ。」


~~~その頃の脳内別枠 あんじー~~~

『ふぅー、少しチョコ食べたい。黒砂糖でも良い。昔個包装でパックになってるやつがあった。あれが欲しい。あの個包装の素材はいつ頃の物なんだろ?、、、やばい 脳内が疲れてきてる。誰か口に何か入れてくれないかなぁ〜、please。というか、さっき目の前に、顔だけは綺麗な女の人達がウロウロしてたけど、声が聞こえないからさっぱりだぁ〜(˙˙*)? 何て言ってたんだろ?気にはなったけど、声聞こえないし、集中途切れる程じゃないし、、、というか、私のこの脳内独り言はどうなってるんだ? 口はずーっと詠唱唱えてて、集中はしてる。二重人格って訳では無いけど、別の意識があって。それが眺めてる、、、まぁいいや、そろそろ脳内意識も途切れるぐらいの集中力が求められてるわ汗』

~~~~~あんじー脳内 独り言終わりw

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