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夢見る夢子ちゃん!!!現実になる???  作者: みや
第1章 はじまりのはじまり
35/139

~~オンシジューム街へ 2 ~

~暫くずーっと馬車を走らせる、、、そろそろ大丈夫かなぁ?でも、人気はほんとーになくて、寂しい街道だ


「もうそろそろ大丈夫かな?」


«ん?なんか、近い»

「あっ、えっ???ほんとーです、すぐ近くに」

「なんだろ、ほんとーにすぐ近くに」

えっ???どこ、何が来るの?空から?

馬車から外を見ようとして、窓の方に顔を向けるとすぐそこに白い髭をはやしたおじいさんが、こっちを見ていた。

『ひっ!』思わず声にならない悲鳴が出た

私と目があうと、目を細め、口の口角を上げてにたりと笑った。目が真っ黒で白目がない、全部黒目ってそれがおじいさんだと可愛くもなんともない、闇の様で不気味すぎる

私は思わず

「きゃーー!!!」

私の声にみんな窓を見る

いや〜怖い、なんで走ってる馬車におじいさんがぶら下がってるの???


おばあちゃんが「あんじーこっちへ」

と言って、グイッと私を抱き寄せてくれて、防御膜を転換した


前の御者席の方から、黒玉が飛んで来て、おじいさんに当たった。えっ?一応、人間では無さそうだけど、人間じゃないよね?


「ぎゃーー!!!」


窓から落ちたおじいさんの全体が見えた、胴体が獅子の頭がおじいさんのマンティコアだ!


「マンティコアだ!初めてみた、、、」

「追いかけて来る???」

「あっ、エリックにぃ」

エリック殿下が後方に向けて、さっきの黒鉛?を何発を放った。

『ボン!ボッボン』

煙で後ろが見えなくなった


いや、ちょっと苦手な分類かもまだ心臓がドキドキ早鐘をうってる。


「こんな所にまで、マンティコアの様な魔物が出てくるんだ」

「これは、気を引き締めないとこれから先も気を抜けないね」

「うん。」


暫く馬車を走らせてから、馬車が止まった

エリック殿下が馬車の扉を開ける

「大丈夫だったかい?」

「うん。びっくりしたぁ、おじいさんの顔がすぐ横にあって。不気味だった。エリックにぃありがとう〜」


「いや、まさかこんな所でマンティコアが出てくるなんて驚いたよ。それでルイとも話したんだけど、この先も油断出来ないから、馬車を走らせながらお昼は交代で食べようってなったんだけど、大丈夫かな?あんじー、エテさん、ユーリシアさんに、マーベルちゃんはそれでも構わないかい?」


「はい、大丈夫です。さっきもの事もありますから、先は急いだ方が良いですよね」

「ブルーノもシャルルもそれで良いかな?」

「「はい、大丈夫です」」

「うん。じゃそうしよう。また走らせるね。ブルーノ達から先に食べててくれ、後で私とルイは交代するから」

「解りました」



~ シュラン街の町長夫人が持たせてくれたお昼は、みんなが食べやすい様にサンドウィッチになってた。

卵とキュウリのサンドウィッチに、チキンの照り焼きとキャベツの千切りのサンドウィッチだった。

照り焼きも甘辛くて美味しいんだけど、さっきの衝撃が強くて私は食欲があまり出なかった。。。


「あんじーや、もー少し食べた方がいいの?蒸しケーキ食べるね?」

「あっ、おばあちゃんありがとう、蒸しケーキ食べたいなぁ」

「なんか、さっきのマンティコアが驚きすぎて食欲が引っ込んじゃったよ(泣)」

「だって、窓見たらおじいちゃんが『にたー』って笑ってるんだよ?どんなホラーよ〜(怒)」

「あれは確かに怖いと思う。私もマンティコアって初めて見た〜」

マーベルちゃんが恐る恐るといった感じで言う

「ねっ!あれはないよね〜!ぜんぜん可愛くもないし!不気味!」

「そうですね、ちょっと怖いですよね〜」


«ん〜、ねぇエリック、少し寄り道しても大丈夫?そんなに時間は取らせないけど?»

「だいぶ前倒しに走ってるので大丈夫ですよ。何処に寄るんですか?」

«もう少し進んだら、林を左に曲がって欲しいんだよね、少し走ったら丘に出るから、そこで停まって欲しい»

「解った、前のシャルル達に道案内して貰える?

何があるのかな?」

«たぶんまだ居らっしゃるんじゃないかなぁと思って、例え居なくても残滓でパワーは残ってるはずだから»

スカイは、そう言うと道案内をしに前にまわった。


«シャルル~そこを左に曲がって〜»

「えっ、解った〜」

そのまま暫く馬車が走ると林を抜けて、視界が開けた


«この辺りでいいよ、みんな少しだけ外に出て〜»


あたし達は馬車の外に出た


「うわぁー、海?だぁ〜」

(今世で初めての海だ〜)

「海 凪いでますねー」

«そう、今は特別、あそこ見て»

スカイが触手で右側を示す

見ると、二等辺三角形の様な大きな岩が2つ並んであった。1つが少し大きめで、隣りの1つは少し小さめ、あれ?元々1つだったのかな?もし2つがくっついたら更に大きな三角形になる。

でも、そんな事よりも

「きれい〜、遠くにある太陽が岩の合間に見えてるからかな?すごく力強いパワーが出てる」


«うん。そうだよ、今はちょうど強いエネルギーが出てるからみんな分けてもらうと良いよー»


あたし達は、岩の方を向いて目を瞑った

『岩の方から暖かなパワーが身体の中を巡っていく、心も落ち着いてくる、しかも疲れも取れるみたい』


~少し前まで身体に張りついていて少しずつ侵食してくるようだった不快感が消えていく、暖かなエネルギーで身体が満たされていく、、、


「スカイ、ありがとう〜ここに連れてきてくれて」


«うん。今はまだ時期が早いけど、それでも与えて貰えるエネルギーはあるからね»


「スカイ、ここには、、、」

«まだ、みんなは会うこと出来ないけど、高貴な方が居らっしゃるよ〜。こっちを向いてみんなに少しだけパワーをおくってくれてる。戻られる直前で間に合ったみたい»


「そうなんだね、ちなみにどちらの高貴な方か聞いても?」

«今はまだ、そのうちきちんとみんなが挨拶出来る時が来るからね»

「解った。それでもここに連れてきてくれてありがとう」

«うん。みんなに少しでも負の影響が残って、明日に影響出たらいけないからね»


「それじゃぁ、あんじーも落ち着いた様なら出発しようか?」

「はい、ありがとうございます!大丈夫です」

「うむ!身体の調子が良くなったわい。」


~それからずーっと馬車を走らせた~~


「これだともうすぐで着きそうだね」


「途中ちょっとしたアクシデントはあったけど、予定よりもだいぶ早く着くことが出来たんじゃないかな?」


「嬉しいですね笑」


「見えてきた!オンシジューム街だ〜」


「見えてきましたね〜」


馬車は街の入口に近付き、門番に声をかけた


「あたし達は王都から来た、街長にお会いしたい」


「えっ?あっ、ようこそおいで下さいました。少々お待ちください」

1人が馬でかけて行った


暫くすると街長らしい人がさっきの門番と一緒に馬で掛けてきた。


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