~~プロローグ2~~
やっと起きれる様になりました~
今回は短いです。
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ふわふわとなんだか浮かんでる、、、浮かんでるのは、あたしの意識?それとも身体??? なんだかそんな不思議な事を思ったら、、、遠くで呼ばれてる気がした、、、あたしを呼んでる声がする «※※※※※»なんだろ よく聞こえない
パチりと、目が覚めた、、、部屋の壁、ちょうどベットの反対側の窓から太陽が今まさにお仕事真っ最中という感じで、空高く光を出しているのが見えた。ベットの隣の丸椅子に座ってあたしの頭を撫ぜてたおかあさんと目がかさなった
「アンジー、身体はどう?痛いところない?」
「だいじょうぶ」(あっ、声がでた~)
おかあさんは、とても嬉しそうににっこりと笑んだ
「そぅ、それなら 少し 身体を診るわね」
そう言って、あたしの身体にかかってる布団を横に避けて、身体から触れるか触れないか位の高さで、頭のてっぺんからゆっくりつま先に向かって 手をかざしていく、、、
おかあさん、イヴェール・プロットは、ヒーラーだ
~~ヒーラーとは~~
前世の世界で言う、お医者さんの魔法使いバージョンの様な職業で、上級ヒーラーは死亡と欠損から2日以上経過したのの復活は無理だが、それ以外は治せる。
中級ヒーラー重度のの風邪や怪我を治したり、患者に手をかざす事で身体にどこに原因があるのか、それにあった適切な処方箋を出すことが出来る。
患者さんは、その処方箋を元に街の薬師屋さんで薬を出して貰う。
初級ヒーラーは軽度の風邪や怪我を身体に手をかざして見ることはできるが、的確な判断は難しく、処方箋は何となく出すことは出来るくらいだ。
そして、この貴重な職業は、月の魔力を保有してないとなれない為、数が少ない。
上級ヒーラーは、大きな街の教会に1人ずつ、中級ヒーラーは1人~2人、中級からは教会に必ず所属してなくてもいい。初級ヒーラーは少しの月の魔力と修行でなんとかなれるものらしい
そして、我が家は、この街に代々続いてる薬師屋で、おかあさんはそこに産まれたヒーラー、ヒーラー兼薬師様だった
byアンジー脳内解説
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おかあさんの診察がどうやら終わったようだ
「良かったわ、少し身体が弱ってる以外は大丈夫そぅね、回復薬を混ぜたスープを持ってくるわね」
おかあさんはそう言って、スープを持ってきてくれた
スープからはクリームとキノコのとても美味しそうな匂いがした
あたしの身体を起こしてくれて、小さな背中ぜんぶを包み込む様なクッションをベッドヘッドと背中の間に入れてくれる
おかあさんはあたしをベットに座らせてくれると、ゆっくりとスプーンでスープをはこんでくれた
(あ〜これ、あたしの好きなキノコたっぷりクリームスープだぁ〜 キノコとクリームの味でめっちゃ美味しい~)
小さな子供様のスープ椀に入ったスープをぜんぶ飲み干すと、また、だんだんと瞼が降りてきた、、、
あ〜アレがしたいなぁ〜
そう思いながら、あたしは瞼を閉じた。おかあさんが優しくあたしの頭を撫でてくれてるのを感じながら
ご飯食べた後のアレは大事ですね~