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夢見る夢子ちゃん!!!現実になる???  作者: みや
第1章 はじまりのはじまり
21/139

~エビネ町 1~

好きなんです、たーむりんがくw

~~それから途中馬に水を与えながら、少し駆け足で走らせ、目的地エビネ町に到着した~~


~エビネ町、人口300人程の小さな町。ここはあたし達の町ファレノプシス街と次に発展してるアングレカム街のちょうど真ん中位に位置する為、通過地点の様な感じになり長閑な町だと聞いている。


予定よりもずいぶん早く到着したので、もちろん出迎えも居ない。小さな町なので門番も居ない様だ。馬を連れて町の中に入ると、町民がわさわさと遠巻きに集まりだした。

エリック王子が近くの町民に声をかける。

「王都から来ました。予定よりも早く着いてしまいましたが、町長はいらっしゃいますか?」

「はい、ご案内致します」

周りから 「王都から」「やっぱり」等、いろいろなざわめきがでる。


町長の館は町の広場を左上に向かった所にあった。誰か先に知らせてくれた者が居るのか、玄関から初老の男性が慌てて出てくる。館というよりも、家を少し広くした感じのこじんまりとして、庭にはとても大きな木がある。町全体が温かい雰囲気がした。


「申し訳ございません。御出迎えもせずに。」

「いえ、こちらが予定よりも早く着いただけです。」

「どうぞ、たいした事も出来ませんが家の中にお入り下さい。」

馬を町長と一緒に出てきた男の人に預けて、みんなで家の中に入る。


「私が町長のリー・バンヤンと申します。起こし頂いて本当にありがとうございます。」

エリック王子が初めに挨拶し、それから続いて挨拶した。


「まだ13時前ですが、お昼は今からですかな?」

「いえ、早めに出発したのでお昼は済ませてあります。」

「そうですか、お疲れでしょう。お茶を用意させます」


しばらくすると、お茶とまるい薄い紫色の様な団子?が乗った皿が全員に配られた。お茶は、紅茶では無いようだ。 香りが違う。


「何にもない町ですが、この町の特産のジャスミンティーと田芋の団子です。お口に合えば良いのですが」


「「「「「「「「ありがとうございます、いただきます」」」」」」」」


(あれ?この田芋の団子?昔、昔っていっても前世?で食べたことある気がする。癒しを求めてパワースポット的な南に旅行に行った時に、、、なんだか懐かしいというか、嬉しいというか、今までこっちの世界がいろいろあってあんまり思い出す事もなかったけど、こーゆーのは嬉しいなぁ)


「この田芋は甘さもしっかりしてて、このジャスミンティーと合いますね!」

「うむ。美味しいのぉ〜」

「うん。美味しいね〜」


「お口にあいましたか、良かったです」

「この田芋の料理法は?甘さもしっかりあって」

おばあちゃんがたずねる。

そうすると今まで挨拶のみで控えてらした町長夫人が、説明してくれた。

「この田芋は皮をむき、2cm角切りにして 5~ 10分茹でます。その煮汁を田芋がつかる程度残し、茹でこぼす。 適量のシュガーステッキエキスを加え、弱火でゆっくり煮ます。あとは木杓子でかき混ぜながら塩少々を入れ、自然に半潰しになる様にちょうど良い硬さに練り上げて、仕上げにしょうが汁を加えて出来上がりです。この町の伝統的なおやつになります」夫人は、嬉しそうに教えてくれました。

町長は夫人の説明を嬉しそうに聞いていた。

「それで、誠に申し訳ないのですが、この家は客室が4部屋しかなく、エリック殿下に1部屋、ブルーノ殿下とシャルル殿下が同じお部屋、アンジー様とエテ様が同じお部屋、ルイ様達3兄妹が同じ部屋でよろしいでしょうか?」


「私はブルーノ達と同じ部屋で良いですよ?」

「えっ?兄上、良いのですか?」

「もちろんです。こんな事はなかなかないですから楽しみにしてたんです」

「やった!3人同じ部屋って初めてですね!」

なんと、3王子達はすっかり嬉しそうに笑ってる。

それを微笑ましげに見ていた町長さんが

「ではその様に準備させていただきます」

「準備する間、お茶のお代わりなどいかがですかな?お早く着いたので、少し休憩なさってからでよろしいでしょうか?」

「その事なんですが、、、」

エリック王子があたし達のやりたい事を説明する。

その間、真剣な顔でバンヤン町長は説明を聞いていた。


「そうですか、、、重ねがけではなくて貼り替えを...」

「確かに、守護膜には弱い所もあれば1度も破れた事のない強い所もあります。ここは街道からも外れてて人口300人程の小さな町ですから、破られてからの修復という事を繰返して来ました。その時の被害も全くないわけではなく、それでも修復して頂ける事に感謝しておりました。

それが今回は破れる前に張替えと王宮から連絡が来た時にはとても信じられない気持ちで感謝しておりました。

それが更に張替えとなると100年は安全が保証される様なもの、、、ただ、私1人の一存で決めれません。

町民に意見を聞いてもよろしいでしょうか?」


「もちろんです。」


~~それから町長は広場に町長を集めて説明した~~

町民は不安そうな顔の人も居た。

町長の説明が終わった後

「みんなはどうしたいかな?」

「そんなの決まってる!」

「こんな高貴な方々がわざわざ来てくれて、しかも張替えして貰えるという。俺たちにも出来ることはある、たいした力にはなれなくても男衆は持てる武器を持って待機する事は出来る」

「そうだ!これで100年は安全なら子ども達も安心だ!」

「こんなチャンスは滅多に来ない!」

「やろう!」

町の人々が口々に言いだした。

みんな決意に満ちた顔をしていた。

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