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夢見る夢子ちゃん!!!現実になる???  作者: みや
第1章 はじまりのはじまり
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~初めての旅と冒険 3~


~~マーベルちゃんがすっごく嬉しそうににこにことサンドイッチを食べてる。今まで緊張からか、ルイかユーリミアの背中に隠れてる感じだったけど、たぶんこっちが素なんだろなぁ〜~


「聞いていいのか、悩んだがこれからも長い付き合いになるからの、聞きたい事は聞くし、聞いて欲しくなければ答えなくて良いぞ。。。お主達は両親は???」


「おばあちゃん、、、(ほんとーに悩んでくれた?)」


「ご病気で5年位前に死んじゃった」

マーベルちゃんが言う

「あたしは、小さくてなんとなくしか覚えてないの。。。」

「でも、それからずーっとお兄ちゃんとお姉ちゃんが頑張ってくれたの。お兄ちゃんはずーっと頑張ってくれたの」

マーベルちゃんは、コップの果実水を飲み終わってから話してくれた。

「このジュース美味しいね!初めて飲んだ!」

「あぁ、この時期だからね苺の果実水なんだ」

ブルーノ王子が答える。


「ずっと3人で?」

シャルル王子がびっくりした様に尋ねる。


「最初は遠い親戚って人の所にお世話になってたんです。俺は早くから風の魔法が使えたから、冒険者登録が特例で出来て。依頼が貰えて。そのお金をその親戚の方に渡して、俺が依頼受けてる間、ユーリシアとマーベルを見てもらって。」

「俺、3人分みるにはお金がぜんぜん足りないって言われてたから、休まずにずっと依頼受けて、、、ほとんど家に寄り付かず、、、だから、気づけなくて」

「何に?」

「ある日、いつもよりも早く依頼が終わって、2人に会いたくて連絡せずに家に帰ったんです。」

「あの時はびっくりしたなぁ。おばさん達に畑仕事終わるのが遅いって、怒鳴られて辛くて窓をふと見たら、お兄ちゃんがびっくりした顔して覗いてて」

「驚かせようと思って、こっそり窓に近づいたら怒鳴り声が聞こえて」

「それで良くみたら、ユーリシアが怒鳴られてて、服もボロボロなのを着てて、、、マーベル探したらユーリシアの足元に居て小さくてボロボロで、、、」


「俺、怒りとよく分からない悔しさ?みたいな感情でいっぱいになって、あの人達を問い詰めたら」


「あの人達はいつもの様に子供育てるのにはお金かかるんだって、畑仕事も忙しいからみんなでするのは当たり前だって。

それに最近は魔物も強くなってるから、なかなか食料も回ってこないだって。だけど、あの人達はその子供もマーベルやユーリシアと変わらないのに前に会った時よりもぜんぜん良い服きてて、健康的で。それなのに2人は、、、」


「だけど、子供には保護者が必要なんだよ、大人が必要なんだって、言われて」

「俺、とっさにこんな大人なら居らない!って言って、2人を抱えて、教会に保護を頼んだんです」


「俺、、、本当はアドバイス貰ってたんです。休みなくそんなに依頼受けてて、妹達育てるのにお金が足りないのはおかしいって。1度ちゃんと確認した方が良いって。」

「だけど、確認するのがなんか、怖くて、、、お金渡してるし2人は小さいからお金かかるんだろう、って。2人が笑ってたらそれで良いって、勝手に自分を納得させて。」


「でも、教会に保護者です。って、あの人達が追いかけてきて」

「たまたまその教会に、本教会のお偉い枢機卿様が慰問に来てて。あの人達だけじゃなくて、俺たち子供の話も聞いてくれて。俺がギルドを通して依頼を受けてたから、ギルドから依頼金支払明細を取り寄せて、、、」

「あの人達にこのお金を何に使ってるんだって、こんな保護者が居るか!って、怒ってくれて。」


「それからずっと本教会です。働いたお金を1部奉納して、あと貯金してくれてて。保護者的な事も本教会がバックになってくれて」


「その後からその人達とは大丈夫なの???」

「教会が今までの分の返金を求めるか、罰を与えるかって話をしてくれたけど」


「ユーリシアとマーベルが、今後関わらないなら何にもしたくないって言って、、、俺も親が亡くなった時にすぐに保護者に名乗り出てくれた時には本当に感謝してたから、、、2人がそれで良いなら、って」


「お兄ちゃんとお姉ちゃんが一緒に居てくれるから幸せ」

マーベルちゃんが、嬉しそうににっこり笑う。


「それからはなるべく日帰りの仕事を受ける様にし、本教会の離れに3人で 暮らしてます。」

「ユーリシアのスキルが発現してからは、2人でパーティ組めるようになりました」

ユーリシアとルイは嬉しそうに笑った。


「そぅじゃったのか、、、3人で頑張ってきたんじゃなぁ」

そう言って、おばあちゃんが3人の頭を嬉しそうにわしゃわしゃ撫でる。

ルイ君とユーリシアさんは少し照れた様に笑って、マーベルちゃんはにこにこ笑ってた。


さて、そろそろ食べ終わったしって事であたし達は旅を再開した。


「このままの予定だと、何時頃に街に着くの?」


「けっこう順調だから、予定よりも少し早く2時頃には着くかな?」

「それで少し休憩して、3時頃に張替えして、だいたい1時間だとしたら、4時過ぎには終えれるかな?魔物の力が強くなってくる夕方は避けたいからね。」


「どうしたの?なんか、さっきから難しい顔してるよ?」

シャルルが言う。

「うん。もぅ少し早く始められないかな?」

「どうしたの?」

みんなが馬を走らせながら近づいてくる。

「あのね。今度の町ってすっごく久しぶりに守護の張替えでしょ? 辺鄙な所や小さな町は後回しになりやすいでしょ?1度貼ったらなかなか破られないって事もあるけど」

「だけど、今地方でされてるのは弱くなった所の補強か張替えでもちゃんとした張替えではなくて上から重ねがけする感じでしょ?」

「王都と4首都は違うの。1度きちんと外して前のを消してからキレイに張替えるのよ。その方が長持ちするのよ」

「違うの?」

「うん。魔法の勉強してるでしょ?実技で解ったんだけど、魔法を放って魔物に当たるでしょ?感覚解るじゃない?ヒットしたとか、少しズレた、とか」

「「うん」」

「これは、私の考えなんだけどね。上からの重ねがけだと、あっ、たぶん張れたんだろうな?って、感じだと思うの。だから、ズレてても少しおかしくても解らなくて、年月経つと、弱い所が出てくるのかな?って」

「あんじーは、1度外して張替えたいんだね?」

「うん。だけど、王都と首都でしかそれをしないのにも理由があると思うの」

「外して張り替える間の守りだね?騎士達が王都や首都には居るから、張り替える間に魔物が来ても護れる」

「そう。だから、王様も張替えとは言ったけど、外して張替えとは言わなかった。」

「でも、これだけのメンバーが居たらそれも可能なんじゃないか?と、父上は考えてもいるんじゃないのかな?重ねがけとは言わずに張替えと言ったのだから。」


「それに、マーベルちゃんのリサーチ力があったら奇襲はされないのかな?って」


「守護が硬くなるの?わたしで出来る事なら頑張るよ!」

「前に今は守護も張られているけど、弱まったら魔物が来るって、、、親がいない子から真っ先に食べられちゃうって、だから大人の言うことはちゃんと聞きなさいって」

「な、、、」(何てことを子供に言うんだ、ほとんど脅しじゃん!)アンジーはわなわなと怒りを感じたが、周囲を見るとみんなが怒った様な顔をしていたのでなんとか怒りを抑えた。

 

「マーベル、そうね。私もアンジーの意見に賛成。私は攻撃する方だけど、襲ってくる魔物は精一杯やっつける。」

「僕も賛成!と言いたいけど、外すのにどの位かかるの?その間、町が無防備になるから、具体的な作成を建てて町長に許可を貰わないといけないよ、僕らだけの意見で町を犠牲には出来ないからね」


「うん、解ってる。先生が、出発前にかけるのに1時間位だろうって、だから外すのもその位かもぅ少しかかるかな。初めてだから、想像上だけど、、、」

「外し方は大丈夫なんだね?」

「うん。解る。守護を張る時には魔力を右巻きに巻く感じに言の葉を乗せてかけていくんだけど、外す時には左巻きに乗せれば良いのだと思う。魔力を乗せやすくする為に錫杖も持ってるしね」

「そうか、それならだいたい2時間か3時間か、、、ぎりぎりだね!判断は町長に委ねるとして、僕らは出来ることをやろう!馬に負担が来ない程度に少し急ごうか?」

「「「はい!」」」

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