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夢見る夢子ちゃん!!!現実になる???  作者: みや
第1章 はじまりのはじまり
16/139

~冒険者、新たなる???仲間~~

~~王様はすっごく楽しそうな笑顔だ~~


「クックック、私はお忍びでその者のAランク試験を見学させて貰ったのだがな(笑)

あの様な勝ち方もあるのだなぁ。実に愉快であった。ギルド長も笑っておったわ(笑)」


「だが、それを見た時にあれこそこのメンバーに必要な者だと思った。」


???

「どーゆー事でしょうか?父上」


「その者が、対戦相手に仕掛けた攻撃は1回だけ、それで結果が決まったのよ」


「一撃ですか?それほど凄い攻撃力なのでしょうか?試験となると相手もAランク冒険者ですよね?」


「そうじゃ。対戦相手はキーマだった。攻守共に優れておった。トータル的にはキーマが負ける要素は無さそうに見える。

だがな、相手が悪かった。相手は防御が鉄壁じゃ。あの防御はそうそうに崩れないだろうな。Sランクでも厳しいかもしれない、おそらく持久戦になるじゃろ。」


「どんな魔法攻撃も物理攻撃も弾く鉄壁の防御盾でな、それにだんだん体力も魔法も切れてきて仕掛けて来たところを、防御盾から防御膜に換えて相手の弱点をレイピアで1突きじゃ。」

「鉄壁防御のAランク冒険者の出来上がりじゃよ(笑)」


「これがどうゆう事か解るか?アンジーが結界を貼り直してる間、鉄壁防御に護られてるという事だ。後方支援が鉄壁じゃ、実に素晴らしい。」


「陛下、それはとても心強い冒険者ですが、私共も知ってる者の様な仰り方でしたけども???

どなたなのでしょうか?」


王妃様がもっともな事を仰った。

そんな方ぜんぜん思い浮かばない、、、


「父上、カミエル先生なのでしょうか?先生が冒険者になったとは伺ってませんでしたが。」


みんなの視線がカミエル先生に集まる


「私じゃ、ありません。私も今の話を聞いて鉄壁防御の弟子入りをしたいくらいです。」

先生は、すっごい勢いで首を横にふった


「もう1人おるじゃろ、なぁエテさん。」


「「「「「「え〜〜〜!!!」」」」」」


みんなの視線がおばあちゃんに集まった。


注目されてるおばあちゃんは、にこにこと飲みかけのワインをのみ、そして 立ち上がった。


そして、首元から何か、金の楔に綴られたカード!

ゴールドの冒険者カードを見せ


「私が今度から旅の仲間になる、Aランク冒険者のエテ・プロットじゃ(笑)」


「「「「「え〜〜〜!!!」」」」」


(それゃぁ、おばあちゃん年々若返るとは思ってたけど、いつの間に冒険者!!!)


「おばあちゃん、冒険者になってたなんて知らなかったけどぉー!」


「うむ。驚かそうと思ってお前さんらには内緒にしてたが、オトンヌ達には話してたぞ。しかも本当にAランクになれるとはわしも思ってなかったしなw」


「いや、でもエテさんがAランクに合格した事で、中堅冒険者のモチベーションがかなり上がった様ですぞ。

自分次第でまだまだ上は目指せると(笑)」


「ふぉふぉ、それは嬉しいですなぁ〜」


「私はアンジーの勉強に保護者という形で参加させて貰ってて、こんな小さな子供達が使命の為に頑張ってるのに、私は隠居、引退などと呑気な事をしてて良いのか?と思ってな、何か出来ないか?考え始めたのじゃよ」

「だが、この歳じゃ何が出来るじゃろ?って思ってたらな、アンジーに付いてガーデンイールの世話に付いていたじゃろ?何故か、解らんがな、わしの中の魔力の流れが滞ってたところが循環されてる気がしてな」


«エテさんは元々治療師だったから、魔力の循環に敏感だったのだろうねぇ〜»


「うむ。それで、わしはせっかくまた魔力が循環される様になったのだから これで何か出来ないか?と、考える様になってな。」

「参加してた授業で、先生が防御膜は4要素からなる。と仰てたのを聴いて、これだ!と思ったんじゃよ。

4要素が同じ量で出せる様になれば?その量が多ければ多いほど完璧な防御膜ができるのではないか?とな」


~~おばあちゃんの話はこうだった。ガーデンイールの世話に付いて行く様になって、元々少なめだった要素の量も微量ではあるが増えている気がした。それで、おばあちゃんはまず防御膜を均等に出す練習から始めた。

均等に出す、それは簡単なようでとても難しい、ひとそれぞれ相性があるからだ。それをおばあちゃんは少しずつ少しずつ出せるように練習をした

そして、防御膜が全身を覆える様になり、少しずつ強固に広く張れる様になった頃、冒険者登録に行ったと。(2年かかったと笑ってた)


「最初、登録に行った時にはギルドも驚いておったわ(笑)年寄りの冷や水と思ったじゃろうなぁ〜w」


~~おばあちゃんの話続く~~


「それなら、ガーデンイールに触れたらみんな4要素持てる様になるってこと?」


«いや、おばあちゃんは元々治療師だったから身体の気の流れを掴むののベテランだったでしょ?だから、ガーデンイールの魔力が上手く流れたのだと思うよ»


「なるほどねぇ〜」


「それでも、わしもAランクになれるなどと思ってはおらんかった、ただ少しでも何か出来ないか?と思ってな」


「それで、冒険ランクFの仕事の採取をしながら時間ある限り防御膜の強度を上げる練習をしておったのじゃ。

そしたらな、ランク上がってEの仕事をするじゃろ?試しに狩りを受けた時じゃ、防御膜があったらまずは傷付けられる事はない、だが反撃は?敵の魔力切れなり体力切れなり狙うのは大層な時間かかるじゃろ?」


.....たしかに、なんか想像しても膜にずーっと隠れてるおばあちゃん、、、可愛い〜(笑)


「どーしょうかなと、膜に隠れながら敵を観察してたらな、わしが患者を観ていた時に感じる様な気の流れが滞ってる所の様な、なんとも薄ぼんやりと黒いところが見えてきてな、そこを持っていた小型のレイピアで敵が向かってきた時に、刺してみたら倒せたのよ(笑)」


「「「「「えーーーー!!!すごい!」」」」」


「それからは、ひたすらずーっと弱点探しの日々じゃ(笑)」


「そうして、4年間で「鉄壁防御のエテさん」が出来あったんですね。4年でなんて何ともすごい話ですわ」


「わしわなぁ、とっても運が良かったのじゃ。アンジーのおまけとして この国1番の教育を受けれたからな(笑)」


「えー、おばあちゃん、ぜんぜん聞いてない感じでマイペースにしてると思ってたぁ。授業後のワインを楽しみに着いてきてると思ってたぁー(笑)」


「僕もエテさんワインの為に来てると思ってた(笑)」


「でも、魔法授業の時にはたまにエテさんから、魔力の滞りを指摘される時があったから、そこを気をつけると威力が上がったりしたんだよなぁー」


「エテさん、日に日に若返ってるとは思ってましたけれど、私もワインの影響なのかと ホホホ。エテさん さすがですわ。」


「さてと、急なんじゃがな、前もっての調整も必要な事だし、明日教会側のメンバーとの顔合わせをしないかな?」


「解りました」

「「「はい!」」」

「うむ。」


「此処に呼ぶのも向こうが気を使うでな、本教会での待ち合わせにしよう。

こちらからはエテさんも含めて5人、向こうが2人のはずじゃ。」


「「「「はい」」」」

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