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大化前夜  作者: 中仙堂
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孝徳天皇 弐

十九日乙卯、天皇、皇太子と皇祖母尊すめみおやのみことを奉じて、群臣に大槻樹おほつきの下にちかひ、天神地祇てんしんちぎに告げて曰く、天覆ひ地載せ、帝道は唯一なれども、末代澆薄まつだいげうはくにして、君臣、序を失へり。皇天、手を我に假りて、暴虐を誅殄ちうてんし、今共に心血を濯ぐ。今より以後、君に二政なく、臣に貳心なからん。

若し此の盟にそむかば、天災地妖てんさいちえう鬼誅人伐きちうじんばつかうとして日月の如けんと。乃ち是の歳を紀して大化元年となす。年號、始めて此に起る。

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