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皇極天皇 七
四年乙巳、
春正月、京師に物あり、
聲猿の如く、
之に就けば其の形を見ず。
夏六月十二日戊申、
三韓、調を献ず。
天皇、大極殿に御す。
中大兄皇子、
中臣連鎌足・
曽我倉山田臣石川麿等と
相謀りて、
曽我臣入鹿を朝に誅す。
天皇、大に驚き、
其の故を問ふ。
中大兄皇子、
地に伏して入鹿が罪を奏す。
天皇、起ちて内寝に入り、
入鹿が屍を父蝦夷に賜う。
蝦夷、亦誅に伏す。
十四日庚戌、
天皇位を軽皇子に譲る。
四年乙巳、
春正月、京師に物あり、
聲猿の如く、
之に就けば其の形を見ず。
夏六月十二日戊申、
三韓、調を献ず。
天皇、大極殿に御す。
中大兄皇子、
中臣連鎌足・
曽我倉山田臣石川麿等と
相謀りて、
曽我臣入鹿を朝に誅す。
天皇、大に驚き、
其の故を問ふ。
中大兄皇子、
地に伏して入鹿が罪を奏す。
天皇、起ちて内寝に入り、
入鹿が屍を父蝦夷に賜う。
蝦夷、亦誅に伏す。
十四日庚戌、
天皇位を軽皇子に譲る。
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