表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大化前夜  作者: 中仙堂
5/9

皇極天皇 五

秋七月三日辛寅、

人を難波に遣はして、

百濟の調物ちょうぶつけんし、

その數の、

常に減じたることを責めしむ。

茨田の池水、

大に臭く、

八月に至るまで、

其の色、あいの如し。

九月六日壬午、

改めて舒明じょめい天皇をほうる。

十一日丁亥、

皇祖母吉備島命薨すめみおやきびしまのみことこうず。

十七日癸巳、

土師娑婆連猪手はしのさばのむらじいてみことのりして、

喪事そうじを視さす。

皇祖母の、

始て病に寝ねしより、

以て喪を發するに至るまで、

天皇、

牀側しょうそくを去らず、

視養倦しよううむことなかりき。

十九日乙未、

皇祖母を檀弓岡まゆみのおかに葬る。

是の日、

ひょうを雨らす。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ