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明日への夜道  作者:
1/3

瞳から逃げるように。

初めましての方が、多いと思います。


いきなり話が飛んでますが、次号でちゃんと分かるようになっています!


頑張っていきますので、少し、たちよんでみてください


コツン。

ローファーの先に僅かな感触が伝わり、小石は明後日の方向に飛んでいった。

「クソッ…」

最近はなにも良いことがない。

ついてない。




「ファイトー!!ファイ」

「「「オー」」」

「ファイ」

「「「オ」」」

夕暮れの校門から、大声で叫びながら走っていく集団から逃げるように目を背け、軽い鞄を肩にかけ直した。

目を合わせないようにしよう…。

「おい!カズ!!……和馬カズマ!」

………。

「なに?」

「なに?じゃねえだろ!これ見てなに?とか笑わせんなよ」

「バスケ部の外周。ちゃんと分かってるよ、一真カズマ

そういって、これ見よがしな溜め息をついてやる。

「なぁ、カズ。練習、しようぜ。お前ならまた、戻ってこれるって」

「何度も言わないでくれよ、一真。もう、俺にはバスケは出来ないんだよ」

そのまま、背を向けた。

親友の瞳から、逃げるために。

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